2020.09.21

[管理栄養士監修]秋の味覚をたのしむ! サツマイモと巨峰のピュレ カテージチーズのせ

Recipe

9月になり、日差しもだいぶ和らいで過ごしやすくなってきましたね。暑さで食欲が落ち気味だった赤ちゃんも、食欲が回復してきます。 今回は秋の味覚、サツマイモとブドウをカテージチーズで味付けした一品をご紹介いたします。ブドウは甘くて食べやすいのですが、喉につるんといきやすいので、できるだけ細かく刻んであげてくださいね。

カテージチーズは非熟成のフレッシュチーズで、味もたんぱくなので乳アレルギーがなければ7カ月頃から食べられます。 市販のものもありますが、塩分が含まれており、赤ちゃんにあげるのは少し心配ですね。 実は家でも簡単に作れるんですよ!ヘルシーでとってもおいしいので、多めに作って、残りは大人用のサラダなどに使ってしまいましょう。
もし市販のカテージチーズを使う場合は、裏ごしタイプを使用してください。

サツマイモと巨峰のピュレ カテージチーズのせ

材料(作りやすい量)
巨峰1粒(約10g)
大さじ1
片栗粉ひとつまみ(約0.3g)
サツマイモ30g
カテージチーズ(下記参照)20g
カテージチーズ
牛乳1カップ(200㏄)
小さじ1
作り方
  1. カテージチーズを作る。鍋に牛乳と酢を加え混ぜながら火にかけ、ふつふつとして白い塊と透明な水分に分離してきたら火を止め、そのまま冷ます。ボウルの上にざる、キッチンペーパーを敷き、流しいれて濾す。
  2. サツマイモは1cmの輪切りにし、厚めに皮をむいたものを水にさらしてから20分程柔らかく茹でて、熱いうちに裏ごしする。
  3. 巨峰は細かく刻み、耐熱容器に入れて水大さじ1、片栗粉ひとつまみを加えてよく混ぜる。600Wのレンジで様子を見ながら30秒程加熱する。
  4. 器に2.を敷き、3.の半量をかけ、1.のカテージチーズをのせ、残りの3.をかける。
ポイント

カテージチーズは少し冷ましてから濾したほうが早く水分が切れます。日持ちはしないので、1~2日以内に使い切りましょう。

成長別:離乳食アレンジ参考例

ごっくん期:5~6カ月
  • サツマイモとブドウ果汁のペースト
カミカミ期:9~11カ月
  • サツマイモとブドウのコンポート カテージチーズのせ
    (サツマイモとブドウはそれぞれ 5mm 角に刻んで柔らかく煮ます)
パクパク期:12~18カ月
  • サツマイモとブドウのコンポート カテージチーズのせ
    (サツマイモとブドウは 1cm 角に刻んで柔らかく煮ます)


清水季代(しみずきよ)

管理栄養士/フードコーディネーター/フードスペシャリスト
子どもの食育コンサルタント「せたがやはらぺこだん」代表

保育園栄養士の経験から、旬の食材を使いバランスよく優しい味つけで子どもが喜ぶ料理を得意とする。