クレ

2人の娘を持つママです。女子は口が達者!あーでもない、こーでもないと、まさに騒がしい毎日。でも、小学校での話を一生懸命する子どもたちをかわいいなと思ったり。もっと女子トークができる日が来るのが楽しみです☆

2020.12.01

子どもの歯の悩み③顎が狭い…『床矯正』について

Diary

こんにちは~♪クレです。

今回も子どもの歯の悩みについての投稿です!

前回までお話してきた、長女の反対咬合の矯正。
子どもの歯の悩み①『反対咬合』
子どもの歯の悩み②『反対咬合の矯正』


それがそろそろ終わると思った、矯正歴2年が経過したころ、別の問題が生じ、結局矯正が延長になってしましました。
その問題というのは、顎が狭いということ。
大人の歯が生えてくるスペースが十分にないのです。

現代っ子はこういう子多いようで、周りでも同じように顎が狭く、矯正しようか悩んでいるママが何人かいました。

歯医者さんには、第一期矯正(子どもの時期に行う顎を広げる床矯正)も視野に入れたほうがいいと言われました。
それが昨年夏の話。
長女7歳(になったばかり)。

絶対にしたほうがいい!と言われたわけではないけど、このままだと歯が重なってしまう可能性はあるとのこと。
反対咬合の矯正のお話ところでも記載しましたが、顎(上顎)が著しく成長するのが5~8歳で、その後の成長度合いはゆるやかになり、9~11歳で成長が終わるそうで、「床矯正を始めるならそろそろ」と、かかりつけの歯医者さんには言われました。

歯並びや歯の健康って体の健康に影響するっていいますよね。
歯並びが悪いと、歯磨きが難しくて虫歯になるリスクも上がるし…。子どもの健康を考えると不安になり、床矯正も検討しなければ、と思いました。
けれど、この矯正に関しては、マウスピースと比べて値段が桁違いだし、娘の将来の歯並びなんて想像できず、なんとなく疑問もあったということもあり、セカンドオピニオンをうかがいに別の歯医者さんに診てもらいに行くことに!

“セカンド”といいつつ、結局6件もの歯科・矯正専門歯科に診てもらいに行きました^^;
(やりすぎ?苦笑)

6件の歯医者さんの見解は見事に分かれ、以下のようでした。

●6件中1件が、行きつけの歯医者さん同様、すぐに始めたほうがいい。
●3件が、確かに顎が狭めなので、やったほうがいいけど、上の大人の前歯2本が半分ぐらいまで、もしくは全部生えきってから始めることを勧められた。
●2件が、確かに狭いかもしれないが、下の大人の前歯4本はきれいにそろって生えてきているし、今すぐしなければいけないという状態ではない、様子見で大丈夫との見解。

長女の当時の歯の状況は、下の大人の前歯4本が生え揃っていて、その2番目の大人の歯と3番目の乳歯が少し重なって(前後して)いる状態。
それから、上の前歯2本が抜けている状態でした。

とりあえず、5件が、少なくとも「上の大人の前歯2本が生えてくるまで様子見」ということなので、すぐ始める必要はないという判断に至りました。

2件の歯科・矯正歯科からは、「これからわからないけど、現段階を見る限りでは、矯正するほど酷くない」と言われたし、「芸能人みたいにキレイに揃えたいなら話は別だが、そうでなければ、歯の真後ろに歯が生えてきてしまうとか、歯並びが酷くガタガタになるほどには見えない」とのことだったので、様子見つつだけど、床矯正はそれほど考えなくてもいいかな、というところに落ち着きました。


ちなみに、私の矯正歯科選びの判断基準は以下の通りでした!

★担当医の対応や相性
★信頼性
先生が、本当に親身になって娘の歯のことを考えて診てくれて意見してくれているか。
営業を優先していないか。(矯正は虫歯治療とは違い、美的要素も含み、やるかやらないかは患者の意思に委ねられる場合が多いと思うから。)
★金額
同じ床矯正でも、歯科によって金額が違うことにびっくり!!料金表示も違うので、総合でいくらかかるかを計算して考えました。
ある歯科は、検査料・矯正料金(器具の料金)・定期検査(1回3,000~5,000円、月1~2回)の3種類の料金。
ある歯科は、検査料・矯正料金(矯正料金内に定期検査の料金を含み、何回でも追加料金はかからない)の2種類の料金、などなど…。


ちなみに、矯正は、どんな年齢でもできるのです。
年齢的に歯が動きにくいとか、大人になっての矯正は抜歯が必要なケースもあるけど、矯正自体は可能ですよね。
第一期矯正(子どもの矯正)は一般的に30万円前後といわれていて、第二期矯正(大人になってからの矯正)は80万円前後といわれています。
でも、第一期矯正のあと、そのまま第二期矯正も必要となって行えば、第一期+第二期でトータル80万円ほどかかるのが一般的。
そして、第一期矯正をしたお子さんは、第二期もするケースが多いそうです。
ということは、お金に関していえば、大人になってしても、子どものころからしても、約80万かかる可能性が高いということですよね!?
子どもの、しかも早い段階から長い期間矯正器具を付け続けなくてもいいという意見ももらいました。

もし娘の顎がとんでもなく狭く、もう今から矯正しとかないと、本当にかわいそうなことになりますよ、っていう見解だったらすぐ矯正する方向に気持ちが動いたと思いますが、幸い、そこまで酷くなく、様子見で大丈夫という多くの意見をいただいたのもあり、上記の、「長い期間矯正器具を付けさせるのはかわいそうなのでは?」というお話がとてもしっくりきたのです。

そんなこんなで、長女と私を悩ませた矯正騒ぎ(笑)はいったん落ち着きました!


ちなみに、娘の反対咬合矯正用のマウスピースは、顎を広げる作用も少しはあるそう。もう受け口に戻ってしまう可能性はほぼないのですが、「上の犬歯が生え変わる頃まで付けているといい」とのことで、まだマウスピース生活継続中です。

幼稚園児や小学校低学年のお子さんをもつママたちの中には、「矯正したほうがいい?」と悩んでいる方が、少なくないのではと思います。

子どものためにできることはしてあげたいけど、矯正は時間もお金もかかるし、そもそも子どものやる気がとても必要。
マウスピースは、作ってもらっても、付けなければまったく意味がないので…。
矯正には正解なんてなくて、親やお子さん自身がどこまでの歯並びを望むかで変わってきます。
だから、親子でしっかり話をしつつ、いくつかの歯科で意見を伺って(私はやりすぎかもですが^^;)、すぐ矯正するべきなのかどうなのか、どうしていくのが親子で納得できるのか、じっくり判断してみてくださいね☆