答えてくれたのはこの人
<ベルグの4月>という店名の由来やコンセプト
ーまずはお店の紹介をお願いします。〈ベルグの4月〉という店名も個性がありますが…。
津端さん:当店の創業者が若い頃、スイス・レマン湖畔のホテル「ホテル・デ・ベルグ」で修業をしていて、4月を迎える頃になると暖かい陽の光と春の空気があふれて活気が増す、そんな思い出の地を想って「ベルグの4月」と名付けました。1988年にたまプラーザで創業し、今年で35周年を迎えます。創業以来、地域に根差したパティスリーとして多くのお客様にご愛顧いただいています。
ーお店のコンセプトなどを教えてください
津端さん:「できたて」「高品質で安心・安全な材料」「真心」「お客様の笑顔と季節感」という4つの思いを大切にしています。最高の材料を吟味し、パティシエが一つ一つ季節感あふれるお菓子作りを心がけています。
ー津端さんご自身が、お菓子作りで一番こだわっているのはどんなところですか?
津端さん:世の中の流行もありますが、フランス菓子の伝統は大事にしていますね。昔からある古典の部分をきちんとベースにしながら、そこに自分なりの要素やアレンジを加えて。新しいものも大事ですが、そういった部分は崩さないように心がけてお菓子作りをしています。
ーこちらの店舗では何種類くらいの商品を扱っているんでしょうか。
津端さん:生菓子は25〜30種類、バームクーヘンやマカロン、クッキーなどの焼き菓子は合わせて40種類くらい、さらにアイス系も10種類ほどあるので、シーズンによっても異なりますが基本的には80種類くらいあるのかな?
ー店内も幸せな空気に満ちていますね。目の前が緑あふれる広々とした公園で、お店のロケーションも最高です。
津端さん:緑豊かなスイスの雰囲気と合致することで、創業者がこの地を選んだのではないかと…定かではないですが(笑)。店頭の黄色い屋根も創業当時からあって、遠くから見てもすごく目立つので、お店の目印のようになっていますね。
―店内厨房もお店の外から見える場所にあり、パティシエの作業を見ることができてライブ感もたっぷりです。
津端さん:はい、そういった部分でもお楽しみいただければと思っています。作るスイーツ自体も、味はもちろんですが、目でも楽しめるということは重視していますね。
今年のお歳暮ギフトにおすすめの商品を教えてください!
ーではここからは商品のお話に。ギフトにおすすめの商品を教えてください!
はい。おすすめは、今回、東急百貨店お歳暮ギフト用に開発した「トリュフチーズテリーヌ」です。バター作りの副産物として生まれる「バターミルク」たっぷりのスペイン産クリームチーズを使用し、香り高いトリュフと合わせました。
是非、袋を開けた瞬間の香りもお楽しみください。
ートリュフとチーズはやはり相性抜群なんでしょうか?
津端さん:料理でも多く使用されるように、芳醇な香りのトリュフがチーズの風味をより引き立ててくれるので相性抜群です!
ー開発にあたり、一番こだわった部分や難しかった部分はどこですか?
津端さん:このチーズテリーヌには乳味とコクが強いクリームチーズを使用しているので、トリュフの香りとクリームチーズの味わいのバランスを取るのが難しかったです。
東急百貨店のお客様へのメッセージをお願いします!
ーでは最後に、東急百貨店のお客様へ向けてメッセージをお願いします。
津端さん:今回こうやって取り上げていただいたことがきっかけになって、地元の皆さまだけでなく、今まで〈ベルグの4月〉を知らなかった方々にまで当店の存在が広まっていけばうれしいです!
〈ベルグの4月〉トリュフチーズケーキ 5,940円(税込)