贅を尽くした国産素材の美味なる競演。「氷凍生うに」と「フレッシュキャビア」をセットで

贅を尽くした国産素材の美味なる競演。「氷凍生うに」と「フレッシュキャビア」をセットで

“素材”をキーワードにした東急百貨店創業90周年記念の特別な味わい「贅の極み」。今回はそのラインナップの中から、「氷凍生うに」と「フレッシュキャビア」をいっしょに味わう“素材の競演”のセットをご紹介します。それぞれの素材の魅力はもちろん、どんな経緯や背景で商品化が実現したのかなど、セットを企画した有限会社セレンディブの桶矢さんにお話を伺いました。

2024.10.15

答えてくれたのはこの人

有限会社セレンディブ マーケティング・マネージャー 桶矢茂守さん

生うに&キャビア。それぞれの生産者の特徴は?

―今回、生うにとキャビアの贅沢なセットが登場するということですが。

桶矢さん:はい、こちらの〈うにむらかみ〉の「氷凍生うに」と〈セレビア〉のフレシュキャビアのセットです。

―生産者の特徴など、それぞれの魅力を教えてください。

桶矢さん:〈うにむらかみ〉は、ミョウバン不使用で無添加、そして北海道産にこだわり、うに本来の味わいを提供している北海道でも有数のうに店です。そんな〈うにむらかみ〉から、鮮度抜群の採れたての北海道産うにを瞬間凍結した「氷凍生うに」をご用意しました。独自開発の特殊技術で凍結させているので解凍しても味が変わらず、ミョウバン不使用でもドロっと溶けてしまうことがありません。

桶矢さん:島根県でキャビアを生産している〈セレビア〉は、稚魚からではなく産卵からチョウザメを養殖する「種苗生産」で一貫生産を行う、国内では数少ない企業です。現在は7種のチョウザメを肥育し、その内の千種は自社で種菌生産しており、魚種別の特徴を活かして塩分3%に抑えた、低温殺菌していないフレッシュキャビアを生産しています。

単品でも贅沢な食材を、今回はあえてセットで

―この2つの食材、どのように食べるのがおすすめですか?

桶矢さん:うにの上にキャビアをのせて、いっしょにお召し上がりください。キャビアはかつてのロシアでは皇帝がバター代わりに使っていたものでもあります。〈セレビア〉のキャビアも、刺身につける醤油の代わりにしたり、うなぎの白焼や湯葉にあわせたりと、元々は和食にあわせるために開発されたという経緯もあるそうです。

―なるほど。キャビアが調味料的な役割をするということですね。

桶矢さん:この食べ方をすることで、キャビアの味もよりしっかりと感じることができるようになるはずです。贅沢ではありますが、相乗効果でそれぞれの味がより引き立つ感じですね。

―だからこそ、それぞれ単品でも十分な食材をあえてセットにしたと。

桶矢さん:より贅沢感を出したかったというのもあります。あと、こういう食べ方は飲食店などでは以前からありましたが、これまでは流通の問題などもあってギフトアイテムにするのは難しくて。でも「氷凍生うに」が開発されたことによって、今回ようやく実現しました。それと、どちらも確かな味わいと品質の食材だからこそ、セットにする価値があったとも言えますね。

〈うにむらかみ〉&〈セレビア〉氷凍生うに&フレッシュキャビア 19,980円(税込)

さらに贅沢なアレンジも。届けたいのは食の楽しさ

―おすすめの食べ方アレンジはありますか?

桶矢さん:フレッシュオリーブオイルをかけると、より旨味が増してまろやかになるのでお試しください。あとは本当に贅沢ですが…うにキャビア丼ですね。醤油いらずで、しっかり旨味を味わえて。絶品ですよ。

―これは食通の方にこそ贈りたくなるギフトですね。

桶矢さん:こういう組み合わせがあったのか!という驚きを楽しんでいただきたいですね。「食」というのは人間だけに与えられた楽しみですが、「おいしい」は当たり前で、そこにあるワクワク感や発見なども大事だと思っています。そういった+αのよろこびまでもお届けできればと思います。

〈うにむらかみ〉&〈セレビア〉氷凍生うに&フレッシュキャビア 19,980円(税込)

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