答えてくれたのはこの人
髙橋 優衣さん
優等生イメージを脱却したい。見る人によって印象が変わる新パッケージ
-前回の2023年リニューアル以降、メディアにも数多く取り上げられたり好調と伺っておりますが、今回さらにパッケージリニューアルするに至った経緯はなんでしょうか。

髙橋さん「これまでの評判も良かったものの、数あるビールが並んでる中にあると、少しだけ大人しめな印象で、優等生的なイメージを持たれているお客様が多くいらっしゃって、もう少し遊びを加えてみたいという希望がありました。東京クラフトを通してさらにお客様の日常を華やかに彩るよう、パッケージリニューアルに踏み切りました。
リニューアルにあたり、フォーカスしたのは「東京」です。誰もが何かしらの思い入れをもっている「東京」をイラストに描くことで、お客様のビールを飲む時間をより彩ってくれるデザインに仕上げました。」

リニューアル以前の東京クラフト〈ペールエール〉
-以前のパッケージも東京の街が描かれていますが、街並みがシルエットだったのが少し具体的なイラストに変わっていますね。デザインを決める上でこだわった点はなんでしょうか。
髙橋さん「東京という街は、ずっと住んでいる方や地方から上京して移り住んで来た方、または地方にずっとお住いの方にも何かしらの思い入れがある町なんじゃないかなという風に思います。その東京の街並みをイラストに描くことによって、それぞれの思いを投影できるようなデザインにしました。昔こういうことあったなとか思い出しながらビールを飲む、そんな時間を過ごしていただければいいなと。」
-髙橋さんは東京ご出身ということですが、私は東北出身なので、このイラストを見たときに思い描く東京の景色ってきっと違いますよね。
髙橋さん「そうなんです。夜の東京タワーが見えるこの街は、実は田町にあるオフィスからの景色をモチーフにしています。ですがその真ん中には、東京にある「天然水の森」をモチーフにした森が描かれていたりと、架空の風景でありながら、どんな方が見ても、その人にとっての「東京」を映し出せるようなパッケージを目指しました。」

-個人的にもノスタルジックでとても好きです。デザイン決定までに苦労したことなどはありますか?
髙橋さん「苦労したことはまさに、東京のイラストをどう描くかですね。当初はもっとリアルな東京を背景に使ったデザインも検討したんですが、具体的になりすぎると一部の方にとっての東京のイメージを壊してしまいます。元々のデザインがシンプルで洗練されていたので、こんなに街並みをはっきりとデザインしてしまって大丈夫?という意見もありました。そこで、街並みのイラストをちょっと引いたアングルにすることで洗練された世界観を維持しつつ、誰もが思い描く東京を映し出せるような、良い塩梅にアップデートしていきました。バーコードにも実は仕掛けがあるのでじっくり見てみてください。」

-今回その東京クラフト〈ペールエール〉をお中元ギフトに加えた理由は何ですか?
髙橋さん「東京武蔵野でしか作ってない、東京に愛着と敬意を込めた〈東京クラフト〉という個性ある商品を入れることで、いろいろな味わいを楽しみたいお客様のニーズに応えられるんじゃないかということで、今回東京クラフト〈ペールエール〉のセットをご用意させていただきました。」
-お中元シーズンに地方にお住いの親戚に贈ったりすることを考えると、東京にフォーカスしたビールというのはギフトにぴったりですね。

〈お中元〉サントリー
ザ・プレミアム・モルツ 東京クラフトセット(BVC5S)
5,500円(税込)
5/15から8/10 15時
●内容:ザ プレミアム モルツ×10、東京クラフト ペールエール×9 各350ml
柑橘系の爽やかな香りと心地よい余韻
-続いては気になる味わいについて教えてください。
髙橋さん「香りにはとくにこだわっています。マンダリーナババリアホップというホップ由来の柑橘系の爽やかな香りが缶を開けた瞬間とか飲む瞬間にしっかり感じられるのが大きな特長かなと思います。とはいっても、他のクラフトビールに比べそこまで強すぎる香りではないので、食事の邪魔にもなりませんし雑味のない澄んだ味わい、心地よい余韻が特長です。」
-普段あまりビールを飲まない方や、若い女性にも違和感なく取り入れやすい、試してみたくなるようなビールですね。おすすめの飲み方はありますか?
髙橋さん「飲んだあとに残る心地よい余韻があるので、お仕事が早く終わって時間に余裕があってゆっくり飲める時や、何かちょっと嬉しいことがあった時にその余韻に“浸りながら”飲んでもらいたいですね。」
うれしいことがあった日に“浸れる”ビール。
-ご自分ではどんなときにビールのどんなところが魅力だと思いますか?
髙橋さん「ビールは仕事終わりの家時間をより楽しく彩ってくれるところが大好きです。こんな気分のときにはこのビール、こんな日にはこのビール、という自分の中の決まりがあって、気分に合わせて楽しんでいます。もちろんストックもたくさんあります(笑)。そんな中でも、〈東京クラフト〉は私が初めて担当したブランドでもあり、特別なんです。仕事が早く終わってゆっくりゲームができる日や、友達が家に遊びにきてくれる日、好きなドラマが放送される日など、ちょっとした嬉しいことがあったときに飲むビールです。」
-うれしいことがあったときや自分へのご褒美に、東京の街並みを眺めながら余韻に浸りたい日にぴったりですね。最後に、ご覧いただいてるお客様へメッセージをお願いいたします。
髙橋さん「お中元を通して、一人でも多くのお客様に東京クラフトの魅力をお届けしたいと思っております。いつものお中元とはひと味違う選択肢として是非東京クラフトとの2種セットをご検討いただけたら嬉しいです!」
東京の街が育んだ、普遍的な魅力を詰め込んだ〈東京クラフト〉。地方の方へは、東京ならではの贈り物として。東京で暮らす方には、日常に彩りを添える一杯として。この夏のお中元ギフトにぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
関連情報□TOKYO Craft BEER STAND
「東京駅一番街」に3月28日(金)にオープン。「東京クラフト〈ペールエール〉」を一日中楽しめるビアスタンドです。
アクセス
□住所/東京都千代田区丸の内1-9-1

〈お中元〉サントリー
ザ・プレミアム・モルツ 東京クラフトセット(BVC5S)
5,500円(税込)
5/15から8/10 15時
●内容:ザ プレミアム モルツ×10、東京クラフト ペールエール×9 各350ml
