チーズおかき

2016年秋に娘を、2020年春に息子を出産。ダンスと音楽が大好きな、元出版社勤務の専業主婦です。ちょっとやそっとでは動じない肝っ玉母ちゃんを目指し、日々奮闘中。

2021.03.02

直接母乳に苦戦!おっぱいがうまく飲めなかった娘の話

Diary

こんにちは!チーズおかきです。
まもなく息子が1歳になるので、そろそろ断乳決行予定の我が家。今回も、たまに乳首がかゆくなる(これも妊娠性痒疹の名残かも?!)程度で、無事に終われそうです。

息子を産んだ当初は、「母乳寄りの混合」で頑張りたいと思っていました。
でも、生後半年で息子の牛乳アレルギーが発覚したこともあり、結局完母になってしまいました。

娘のときも完母でしたが、母乳育児が軌道に乗るまで、それはそれは辛かった…!

まず、娘は私の乳首に吸いついてくれなかったんです。
一生懸命飲もうとしているけれど、くわえるとすぐぽろっと口から抜けてしまうような感じでした。

訪問助産師さんからもアドバイスをいただきながら、抱き方を変えてみたり、くわえる角度や口の形を変えてみたりと試行錯誤してみたものの、何をやっても上手くいかず。
娘はおなかがすいて泣くし、私もおっぱいがガチガチに張って痛いし、乳首はすりむけて痛いしで、なかなかしんどい日々でした…。

いったい何がいけないんだろう…と悩んでいると、助産師さんから

「たぶんママのせいじゃなくて、娘ちゃんが、飲むのが“へたっぴ”なのかも」

と言われたんです。

赤ちゃんはみんな、生まれたときからおっぱいを上手に飲めるものだと思い込んでいた私…。考えてみれば当たり前ですが、赤ちゃんにもおっぱい飲むのが上手な子とそうでない子がいるんですよね。
どうやら我が娘、だいぶ下手なほうだったようです(笑)

自分に全ての原因があると思っていたので、この言葉にはかなり救われました。
うまく飲めないなら、回数を重ねて慣れるしかない!すりむけた乳首の痛みに耐えるしかない!と腹をくくりましたよ(笑)
今思えば、そんなにがんばる必要あったのかな?という感じですけどね…。

それからひと月ほど奮闘し、母乳育児をなんとか軌道に乗せることができましたが、それから断乳するまでの約2年間、娘の上唇には常に「吸いダコ」がありました(笑)
“へたっぴ”なりにがんばった証拠でしょうね。
息子には「吸いダコ」ができたことがないので、兄弟でも違うものだなぁとしみじみ…。

それにしても、娘のときに、なんでここまで直接母乳をがんばったのか…。
母乳がよく出る体質だったからというのもありますが、娘を産んだドイツが母乳推進国だったことが大きかったです。
出産直後の産院で、乳首が痛いと泣きついても聞き入れてもらえず、3人ぐらいの助産師からスパルタ母乳指導を受けましたので、その影響ですね(笑)
ドラッグストアに液体ミルクも売っていましたが、使い方がよくわからず(ドイツ語ムズカシイ)、試す勇気がなかったのもあります。

ただ、母乳を推進するわりに、ママの食べ物についてのアドバイスが何もなかったのも、ドイツのおもしろいところ。
なにしろ、出産直後に出た食事は「サーモンのクリームパスタ」でしたし、入院中の朝と夜の食事は毎日パン、ハム、チーズ。日本なら「おっぱいが詰まる!!」とか言われちゃいそうな食事内容でしたね。

幸い、私は詰まることなく無事だったので、日本でいう「母乳にいい食事」の内容についてはいまだによくわからず(笑)、妊娠前と同じように好きなものを普通に食べて、今まで来てしまっています。
ただ、今回は息子のアレルギーの関係で、乳製品の飲食は少なめにしています(完全除去はしていません)。気をつけているのはそのぐらいですね。
あと、鉄分はサプリで補っています!

私の授乳事情はこんな感じです。

息子の断乳の日まで残りわずか!幸せな授乳タイムを楽しみたいと思います!