理瀬

2021年3月に長女を出産。美術館や観劇が好きな美大卒の30代ママです。仕事はデザイン系で、現在育休中。スマート家電と宅配サービスフル活用で、楽な家事育児を模索中。保育園激戦区のため復職時期に悩まされつつ、楽しく子育て中です!

2021.10.19

妊娠中に困った・辛かった8つのこと(前編)

Diary

こんにちは、理瀬です!
涼しくなって、お散歩にも出やすくなってきましたね。
夏は暑くて家の中で過ごすことが多かったのですが、最近は毎日ベビーカーでお散歩に出かけています。そこで気付いたのが、ベビーカーだと入れないお店って結構多いんだな…ということ。「ベビーカーお断り」なのではなく、物理的に入れないんですよね。(エレベーターがない、通路が狭い、入り口に段差があるなど。)
車椅子を使われている人もきっと同じ気持ちなのでしょう。これを機に、世の中のバリアフリーにとても敏感になった気がします。

さて今回は、「妊娠中に困った・辛かった8つのこと」についてです。書き出してみたら当時の気持ちが溢れて止まらなくなり…(笑)、長くなってしまったので前編・後編の2回に分けてお送りしますね!

以前にも少し書きましたが、私は臨月まで特に大きなトラブルもなく順調に過ごしてきました。妊娠の悪阻や切迫早産で入院することもなく、妊娠高血圧や妊娠糖尿病などの数値も問題なし。そんな健康優良妊婦の私でも、困ったこと、辛かったことはありました。
妊娠中のマイナートラブルや、妊婦を取り巻く社会問題等も混ぜて、8位から順に紹介していこうと思います!

8位:マタニティマークを付けると危険な目に遭う?!問題
妊娠がわかり、区役所で母子手帳と一緒に貰ったマタニティマーク。ついに私もこれを身に着けて歩いて良いんだ…!とあらためて妊娠を実感し、嬉しくなったのも束の間。電車や街中で、妊婦を狙った嫌がらせが横行しているという注意喚起を目にしました。マークを身に着けた女性のお腹にわざとぶつかってきたり、暴言を吐かれたりという衝撃のニュースも…。本来、赤ちゃんとお母さんを守るためのマークのはずなのに、一部の人の心ない行動によって、怖くてマークを身に着けられないというのはおかしいですよね。私も、1人で街を歩く時はマークを隠して、電車の優先席の近くでのみ出してみることも。1人の時こそマークが必要なはずなのに、なぜ妊婦が萎縮しないといけないのか…と大きな矛盾を感じつつ、みんなが知っておいて欲しい恐ろしい問題だと思いました。

7位:体重が増えすぎないよう管理する日々
妊婦の体重が基準より増えすぎてしまうと、妊娠糖尿病や妊娠高血圧のリスクが上がったり、赤ちゃんが肥満になり難産になったりすると言われています。検診で先生から注意されたという方も多いのではないでしょうか。
私は妊娠前のBMI値が17.3の痩せ型だったので、最終的に12キロまで増やしていいよ、と言われていました。最初は12キロも太らないでしょ…と高をくくっていましたが、悪阻が終わってからというもの、食欲は増すばかり。あっという間に適正体重スレスレになり、検診前は食べ過ぎないよう量に気をつけたり、検診の日は冬でも薄手のワンピースに上着を2枚着て、体重計に乗るときはワンピース1枚でなるべく軽くなるようにしたりと小細工までして何とかやりくりしていました。
私の体重を管理するだけならまだしも、赤ちゃんの大きさや体重も気にしなければいけないのが特に辛かったです。というのも、私の体重は増える一方にもかかわらず、赤ちゃんは平均よりも小さめでした。たくさん食べて栄養を届けたいのに、たくさん食べると私が太りすぎてしまう…というジレンマに悩みました。
最終的に13キロ太り、適正体重をオーバーしつつも無事元気な赤ちゃんを産みましたが、私が出産した直後に衝撃のニュースが…。なんと2021年3月に、日本産科婦人科学会が適正体重の見直しを発表したのです。その結果、私のBMIだと15キロ増加までが適正体重となりました。
私の涙ぐましい努力は何だったのか…と、少しむなしい気持ちになりました(笑)。

6位:食べたいものが食べられなかったこと
妊娠中お酒は絶対にNGですが、それ以外にも、妊婦が控えるべきと言われている食材は意外とたくさんあるものです。代表的なのは生魚や生肉、カフェインですが、私が意外だったのは、うなぎ。「妊娠初期に動物性ビタミンAを多く含むうなぎを大量に摂取しないほうが安心」と言われているのを知り、驚きました。精がつくようにとついたくさん食べてしまいそうですが、もし食べる場合は控えめに。動物性ビタミンAは、他にもレバーに多く含まれているようです。
それ以外にも、ヨウ素を多く含む昆布(昆布出汁含む)やヒ素を多く含むひじきも、食べ過ぎないほうが良いと言われている食材とのこと。妊娠するまで全く知らなかったので、こんなに避けるべき食材が身近にたくさんあることに驚きました。
これらを全て避けて生活するのは難しく、妊娠後期にはクリスマスやお正月などのイベントもあったので、美味しそうなものを目にしながら我慢するのは苦行…。ただ、私はあまり厳密にルールを作っていなかったので、「少量なら」「新鮮なら…」と、食べてしまったこともありましたよ。お医者さんによっても意見が分かれるようですし、友人のママ達に聞いてみてもそれぞれにマイルールを持っているようでした。
退院後、いちばんはじめに食べたのはお寿司!これは最高のご褒美でした!!

5位:妊娠初期のマイナートラブル。息苦しくて寝られなかったこと
妊娠2〜3ヶ月頃、頻繁に息苦しさを感じるようになりました。運動をしたわけではないのに常に息があがった状態。更に、コロナ禍で外出時にマスクが必須だったため、30分も外出すると辛くなってしまい、人目につかないところでマスクを外して休憩していました。また、夜中に息苦しさで寝られなくなってしまい、窓を開けて新鮮な空気を少しでも取り込もうとしたり、スポーツ選手が使うような携帯酸素缶を枕元に置いて辛くなったら吸ったり…と、あれこれ試していました。ネットで検索すると、マイナートラブルの1つとして同じ悩みを抱えている方もいらっしゃり、通販サイトの携帯酸素のレビューにも同じ症状の妊婦さんたちの書き込みが幾つもあったので、ちょっと安心したのを覚えています。妊娠4ヶ月頃から徐々にこの症状は改善されていきましたが、検診で先生に相談しても首をかしげられ、これといった対処法も無さそうでした。悪阻の時期と重なっていたのも、辛かったです。

以上、「妊娠中に困った・辛かった8つのこと」の前編でした!
後編もお楽しみに…!