こんにちは。うりママです。
前回までのブログでは、1歳の次男が川崎病になってから退院するまでのお話をさせていただきました。

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川崎病で入院！１歳児が一人で過ごした病院生活と断乳 | ママライフを、たのしく、かしこく。－ mamaco with (tokyu-dept.co.jp)

川崎病、退院後の話。5年間の経過観察期間とは？ | ママライフを、たのしく、かしこく。－ mamaco with (tokyu-dept.co.jp)

幸いなことに現在のところは後遺症もなく、経過は順調です。

とはいえ、生活面でいくつか気をつけなければならないことがあるようで、先生からいくつかポイントをうかがいました。どなたかの参考になればと思い、シェアさせていただきますね。

■アスピリン服用中の怪我やインフルエンザについて
川崎病にかかると、退院後も一定期間、「アスピリン」という薬を服用します。
血液が固まるのを防ぐ作用があるそうで、出血すると血が止まりにくくなるため、ケガには注意が必要とのこと。

また、インフルエンザは特に注意が必要だそう。インフルエンザに罹った時にアスピリンを服用していると、脳症の発症リスクが高まると言われているそうです。

次男はこの4月から登園を開始する予定でしたが、川崎病に掛ったのがその直前の3月。アスピリン服用中にインフルエンザに罹患するのが怖かったため、登園開始時期を5月GW明けに変更しました。ちなみに次男は認可外保育園なので、このような調整にも対応していただけました。

余談ですが、登園を控えていた4月中はベビーシッターさんたちの力を借りながら、子育てと仕事の両立をしていました。
シッターさんにお願いするのは、実は今回が初めてでしたが、本当に助かり、心身ともに支えていただいたと思います。「もっと早くお願いすればよかったな……」と後悔したほどで、これからも週末などにお願いしようかと思っています。

「わざわざシッターさんを頼むほどでも……」と、これまで子育てにまい進していた私。ところが、今回のことをきっかけに、その考えがガラッと変わりました。病気とは関係なしに、シッターさんは、お仕事されている方もそうでない方も、育休中や専業主婦のママさんたちにぜひおすすめしたい制度です。

■予防接種のスケジュール
さて、川崎病の治療法として、「免疫グロブリン療法」というものがあります。
この時投与される「免疫グロブリン製剤」にはさまざまな抗体が含まれているため、その直後に予防注射をしても免疫ができにくいと言われています。

そのため、予防接種のスケジュールを検討する必要があります。
1歳半を迎える次男は、ちょうど四種混合ワクチンの追加接種、2回目の水ぼうそうワクチンの接種を予定していました。

担当の小児科の先生に相談したところ、息子の場合は以下のようなアドバイスをいただきました。

・生ワクチンである水ぼうそうは川崎病罹患後6ヶ月以上経過してからにすること
・四種混合は、もう少し上の月齢での接種を推奨する地域もあり、急ぐ必要はないこと
・麻疹に関しては、医師によって判断が異なるため、担当医に相談すること

子どもによってスケジュールが変わってくる場合もあるので、担当の先生とよく相談して、予防接種のスケジュールを調整してみてください。

■その他
川崎病の明確な原因はまだ特定されていません。
一部では、「ダニアレルギー」や「ミネラル不足」が原因なのでは、という説もあるそうです。

これらが病因だと科学的に証明されたわけではありませんが、部屋の掃除を丁寧にしてみたり、ミネラル多めの食事を心がけたりということは、なんとなく意識するようになりました。

以上が、川崎病に罹ったあとから気をつけてきたポイントです。

次男の罹患が分かった直後から、私は川崎病に関する本をたくさん読みました。そのおかげで色々な知識を先に得ることができたのはよかったかなと思っています。

現在罹患中の方はとても大変かと思いますが、早く回復されることを心より願っております。