かわいいから子どもがすすんで使ってくれる! 子どもの暑さ対…
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イクメンパパの協力のもと2歳差男女子育て中。地方移住を計画中です。子育て中だけど自分の楽しみも諦めない♪でバランスを取っています。最近は健康ブームがきていて、色々生活に取り入れています!
こんにちは、りんごんとうです。
育児にはさまざまなトラブルがつきものですよね。
今回は、そんなトラブルの中でも発生頻度が高かった母乳育児について書きたいと思います。
混合授乳ではありましたが、2人の子どもたちには1歳半くらいまで母乳をあげていました。
母乳にしか含まれない栄養を与えたかったことと、
おっぱいを赤ちゃんの心の安全基地にしてあげたいと思っていたからです。
しかし、私の場合は授乳にまつわる悩みが多く、
産後から卒乳までに一通りのトラブルを経験したように思います。
産後1週間の間に、早くも授乳の難しさに直面しました。
飲むのがまだ上手でない赤ちゃんと、あげるのが上手でないお母さん。
生まれたての赤ちゃんは吸う力が弱いのに、おっぱいが張りすぎてしまい、
乳首も柔らかくなっていないので、つるつる滑ってうまくくわえられず、全く飲めなかったのです。
乳頭保護器をかぶせて授乳してみたり、看護師さんも色々と助けたりしてくれましたが、どれも効果なし。
そこで搾乳機を使ってみたところ、少し張りがなくなり、なんとか飲めるように。
しかし、それでもまだ赤ちゃんの飲む量が増えませんでした。
病院では、授乳毎に赤ちゃんの体重を測ってどのくらい飲んだかを調べるのですが、
数グラムしか飲めていないことも。
何度やっても飲めていないようなので、ミルクを足すことになりました。
ところが、ミルクを飲むと長く寝る分、その間におっぱいが張ってきて、かなりの痛みに。
母乳は出てきているのに飲んでもらえず、絞るという悪循環でした。
さらに、乳首の痛みにも悩まされました。
浅くくわえられると皮膚が引っ張られ、ヒリヒリとした痛みが出始めたのです。
保護クリームをつけていましたが、授乳をすると毎回涙が出てくるほど痛く、
授乳の時間がくるのが怖い!と思ってしまうほどでした。
産前は、授乳は「赤ちゃんにお乳をあげる幸せな時間♡」というイメージしかなかったので、
これらのトラブルは全く予想していませんでした。
そうこうしているうちに入院期間も最終日を迎え、不安な気持ちを抱えたまま退院となりました。
自宅に戻ってからも試行錯誤が続きました。
搾乳して張りが取れると吸いやすくなるようだったので、
わざわざ搾乳してから授乳していましたが、これもかなりの労力がかかりました。
しかし乳首の痛みに関しては、2週間ほどすると皮膚が慣れてきたのか、落ち着いてきました。
また、娘は母乳を飲む時と飲まない時のむらがありました。
その結果、飲まなくなると搾乳も追いつかず、乳腺炎に。
母乳育児の専門家の方に絞ってもらい、その方から食べ物によって母乳の味が変わることなどを教えてもらいました。
病院で聞いても、インターネットで調べても、
母親の食事で母乳の質は変わらない、というのが現在の一般的な見解のようです。
しかし、味に関しては、娘が新生児の頃から、私が食べたものの影響があるように感じていました。
また、私が油っこいものを食べると、赤ちゃんの顔にぶつぶつができてしまい、油っこいものを食べなくなると消えるということも実際にありました。
確かに私が揚げ物やカレー、脂肪分の高いお肉などを食べた後は、母乳を飲まなくなる気がするなと思い、試しにそれらを一切避けてみたところ、娘の場合、なんと母乳をごくごく飲んでくれるように!
実家に帰ったときに、誘惑に負けて油っこいものを食べてしまったときには、逆に「まずい!」とばかりにおっぱいを噛んだり泣き出したりする娘。娘が飲んでくれないとまた乳腺炎になる……という負のスパイラルを、実家に帰る度に繰り返していました。
というわけで、授乳中は、肉はささみのみ、揚げ物やカレーは避けるという日々。
母乳が美味しくなったのか、娘は「おっぱいおっぱい」とよく欲しがるようになり、良かったと思っていた矢先……。
今度はなんと、ミルクを飲まなくなってしまいました~(涙)。
母乳だけでは量が足りなかったので、ミルクを先にあげて母乳というように、順番を逆にするなど、これもまた試行錯誤することになりました。
ちなみに、私の1番好きな食べ物はカレー(2番目はかつ丼!)。とにかくお肉大好きな私。
がっつりしたものが好きだったので、この食生活は修行のようでした(涙)。
一方、そんな食生活のおかげで、産後の体重はみるみる減り、今思えば一石二鳥ではありました!
娘のような事例がインターネットで検索してもあまり出てこなかったため、娘のレアな特質なのだろうと思っていました。
しかし息子もまた、同じことになりました(泣)。
前回同様自分の食事に気をつけてはいましたが、それでも乳腺炎になりがちでした。
母乳の専門家の方曰く、私は乳腺が細く、詰まりやすい体質とのこと。
息子が4ヶ月ぐらいのとき、片方のおっぱいしか飲まないことがありました。
なぜかなと思い、絞って自分で少し舐めてみると、片方だけがしょっぱいのです。
乳腺炎になると、炎症部分から分泌される母乳は塩分を含んでしょっぱくなるそうです。
赤ちゃんなりに美味しくない方を覚えてしまい、
そちらには口もつけようとしないという期間が続き、本当に困りました。
専門家のマッサージにお世話になったり、赤ちゃんが眠くて意識がうつろなときに飲ませたりしながら、なんとか両乳飲んでくれるように戻すことができました。
授乳中は、食べたものがダイレクトに母乳に反映されると実感し、
口に入れるものの大切さを改めて考え直すことになった私。
母乳は苦い・渋い・甘すぎる・しょっぱいなど、色々な味に変化するようです。
お世話になった産院では、入院食に揚げ物も出ていましたし、
お祝いのお料理など、少し重めの食事を食べる機会もありました。
もし、次に産む機会があれば、私の体質の場合は、入院中の食事から気をつけた方がいいなと思っています。
数々の苦労はありましたが、母乳トラブルも今では良い思い出。
みなさんの参考になれば嬉しいです。
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