シチ

小学4年生と3歳の6歳差男児ママです。クリエイティブ全開の繊細な9歳と、弁の立つ3歳とドタバタ暮らしております。

2025.02.18

共働きに人気の「保育園内習い事」メリットとデメリット。我が家の選択は?

早いもので、0歳8か月で保育園に入園した次男が、来年度から年中になります。日々、次男の成長を見守ってくれている園には感謝の毎日です。

が、一つだけ次男の保育園にモヤっとすることがあります。それは「保育園内での習い事」。最近の保育園や幼稚園では通常の保育のあとに、外部から講師を呼んで園の中で様々な習い事を用意しているところがあります。次男の保育園もとってもイマドキな「親にやさしい」私立保育園なので、体操、英語、読み書きの3つの教室を選択制で取り入れており、これが人気の理由の一つでもあるようです。
年少に進級した際に園内習い事への勧誘があり、選択は自由なのですがクラスの1/3のお友達がいずれか、もしくはいくつかの習い事をかけもちで受講しています。年中からはさらにその割合は増えそうです。

この保育園内習い事。忙しい共働きの親にはたしかにメリットは多いのです。
・送迎が不要
・いつものお友達と一緒にできるので子供も安心
・先生たちの目の届く範囲で行われるのでトラブルも少ない
・保育時間内でできるので土日はフリーにしたり、別の習い事もできる。
等々。

私も今回、次男が年中に上がるのでそろそろ単発の料理教室以外の習い事を探そうかな、と思ったときに迷いました。先生にパンフレットだけもらい、いろいろ考えた結果やらないことに決めました!
その理由は…

月謝が高め
園内の習い事月謝の相場は5,000円から10,000円くらいだそうです。うちの保育園も体操が7,000円、読み書きが10,000円、英語はなんと15,000円!先生の出張費も含まれるので仕方ないのですが、どうしても外の習い事よりも施設や環境面でのクオリティは下がるはずなので割高のように感じてしまいました。体操教室などは、狭い遊戯室の中で簡易的な鉄棒やマットなどを持ち込んでいる状況です。もし同じ値段を払うなら、自分で吟味して選んだ教室の方がいいのかなと思ってしまいます。

普段との差別化がしにくい
保育園の延長線上で、仲のいいお友達と一緒に習い事ができるのはメリットでもありますが、そもそもあえて習い事をさせる目的って非日常の中でいつもと違う場所で違うお友達と、いつもと違うことを習うことで得られる経験も大事ではないでしょうか。子供にとってもメリハリがあまりつかないのではないかなと思いました。

クラスでやってる子とやってない子が分かれてしまう
保育の中で、と言っても時間になると習い事を選択している家庭の子だけが呼ばれ、別室で受講し、終わったら教室に戻ってくるシステムになっています。次男は幸いあまり気にしてないのですが、お友達と同質を求めるタイプの子だと「〇〇ちゃんはやってるのになんでわたしはできないの?」と言われてしまいそう。
実際、クラスのお友達で仲良し3人組の女の子グループはママ同士で相談して一緒にはじめたそうです。

主にポイントとなったのはこの3つですが、決め手は次男本人が「全然興味がなさそうだったこと」。本人はプールに通いたいと言っているので、今度スイミングの体験に行ってみようかなと思っているところです。やっぱり最後は子供本人にやる気があるかどうかですね。

それにしても、6年前の長男の時に比べてさらに子供一人に対する習い事の量が多くなってるなぁと感じます。次男のお友達も上記の3つの園内習い事に加えて土日もピアノ、スイミング、サッカーと子供は親より働いているかもしれませんね。

最近は学童もただ預かるだけではなく、その中でプログラミングや英語、体操、絵画など日替わりでオプション習い事を売りにしているところも増えてきました。子供の可能性や興味を最大限に広げてあげたい、だけど共働きで忙しい、という親のニーズを本当によく捉えていますね。我が家はそんなに習い事にかけてあげられる余裕がないので、どうしても厳選した数になってしまいます。ですが別にそんなこと気にすることもなく、子供たちは伸び伸びと毎日遊び狂っているので、子供は暇が一番!暇こそがクリエイティビティを育てる!をモットーに、これからも少数精鋭の習い事でやっていこうと思います。