かわいいから子どもがすすんで使ってくれる! 子どもの暑さ対…
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11年間の保育園の送迎が終わり、いよいよ下の娘も小学生になりました!小6の息子と小1の娘が仲良く登校してくれますように!
息子がこっそり学校に提出しなかった2つのまゆから無事に蚕が羽化しました!詳しくは・・「息子の蚕」編
7月2日朝の6時半、1匹目の蚕、その名も「カイちゃん」の羽化に立ち会うことができました。
まゆの先が蚕の出す酵素で濡れて、柔らかくなったところから成虫の頭が見えてきて・・
蚕が中からぐいぐいとまゆを押していて・・
出たー!頭が完全に出ました。
頭が出てからは足を動かし体を動かし、まゆから出ようともがいています。
息子と応援します「がんばれがんばれ!」
息子がまゆを押さえて羽化をアシストすると・・
出ました!感激です。
外に出てきた蚕は羽をバタバタして全身を動かし・・びゅー!っと茶色のおしっこをしました。
「蛾尿(がにょう)」というそうで、蚕の生涯で2回目の排泄だそうです。
わが子の出産に立ち会ったような、動物の出産を目の当たりにしたような、卵がふ化するのを見たような、なんとも言えない特別な体験をしました。
羽が乾いた後、蚕は指を差し出すと指に乗ってきます。足でしっかりしがみついてきてかわいい!
もう一つのまゆはそれから2日後、7月4日に羽化しました。
また動画におさめるぞ!と意気込んでいたら、あっという間に出てきてしまい、撮り損ねたうえに感動のシーンを見損ねました。
するんと出てきた蚕は息子いわく「イカちゃん」です。
ちょっとカイちゃんよりもお腹がふっくらしていたので私たちは勝手にイカちゃんをメスだと思い、お尻にあるはずのフェロモンを出す腺はいつ見えるのかな~とのん気に考えながら、しばし2匹をそっとしておきました。
交尾はあったのかな~と思いつつ、時々手に乗せてみたりそっと観察してみたり、蚕たちとの生活は楽しいものでした。
しばらくしても卵を産む気配はなく、どうやらイカちゃんもオスだったようです。
7月12日、カイちゃんは羽化から10日の天寿を全うし旅立ちました。
追うようにしてイカちゃんは7月16日に。イカちゃんは12日も生きました。
今、息子のクラスではスズメガの幼虫を育ているそうです。
娘の保育園でもモンシロチョウを幼虫から育てていました。
虫の短い一生の中で、例えば野菜についてきてしまった幼虫が羽化するまでを観察させてもらうとか、虫の世界をちょっとのぞく機会があったら、ぜひお子さんと体験してみてください。