豊かな自然に恵まれた那須高原に本店を構え、チーズにこだわった洋菓子を販売している〈チーズガーデン〉。ブランド創業時からの看板商品「御用邸チーズケーキ」をはじめとしたスイーツには、どんなこだわりが込められているのか。〈チーズガーデン〉を運営する株式会社庫や(くらや)の大竹さんに伺いました!
ーまずは〈チーズガーデン〉のブランド紹介をお願いします。
大竹さん:那須高原に本店を構える洋菓子ブランドです。「那須の美しい自然とともに」というコンセプトのもと、その名の通りチーズにこだわった焼菓子などの販売を行っています。
ーチーズに特化することになったのは、どんな理由からですか?
大竹さん:弊社の本社がある那須塩原市は生乳生産量全国第2位を誇ります。弊社は元々は違う事業を行っていたんですが、その特色を生かして生乳を使った商品を開発しようということになり、今回ご紹介する「御用邸チーズケーキ」の誕生とともに1994年にブランドがスタートしました。
ーブランドの理念なども教えてください。
大竹さん:企業理念として「すべては笑顔のために」を掲げています。弊社のケーキは創業時からずっとホールサイズのみで販売していますが、そこには「家族や親戚が集まったとき、真ん中に丸いホールケーキがあることで笑顔があふれる」という創業者の思いとこだわりが込められています。
ーでは、創業時からあるという「御用邸チーズケーキ」の紹介をお願いします!
大竹さん:はい。こちらが看板商品であり人気NO.1の「御用邸チーズケーキ」です。
大竹さん:特徴の異なる数種類のチーズをブレンドして生地に使った、濃厚な味わいとなめらかな舌触り、しっとりとした食感をお楽しみいただけるベイクドタイプのチーズケーキで、この均一で美しい焼き色もポイントですね。
大竹さん:おそらく皆さん、ベルトコンベアーに乗せて大量生産しているイメージを持たれていると思いますが、「御用邸チーズケーキ」は手仕事を大切にしていて、手焼き窯を使用して職人が温度や焼き色を見極めながら一つひとつ丁寧に焼き上げています。そこは譲れないこだわりですね。また、味わい以外の大きな特徴が、常温でお持ち歩きいただけること。保存料不使用でありながら16日間の常温保存が可能です。
ーおすすめの食べ方はありますか?
大竹さん:5通りの食べ方ができます。まず1つ目は、カットしてそのままシンプルに。2つ目は、冷蔵庫で冷やしてから。3つ目は、冷凍庫で3時間ほど冷やして、半冷凍状態で。4つ目は、電子レンジで10秒ほど温めて、ふんわりとしたスフレのような感じで。そして5つ目は、トースターを使ってリベイクを。5分ほど焼くと、外がカリカリ、中がふわふわの食感になりますよ。
ーいろんな食べ方ができるのは魅力ですね。では、その他のおすすめ商品も教えてください。
大竹さん:もうひとつというと…こちらの「御用邸チーズクッキー」ですね。
大竹さん:創業当初もクッキー自体は販売していたんですが、実はチーズを使ったものではなくて。「御用邸チーズケーキ」の他にもチーズを使ったお菓子を、ということで当時のパティシエが開発しました。ブランド名が〈チーズガーデン〉ですからね、チーズにこだわらないわけにはいかないと(笑)
ーたしかに(笑)。味わいとしてはどんな特徴が?
大竹さん:パルメザンとエダムという2種類のチーズを使い、ブラックペッパーやパプリカ粉末をアクセントに加えて、お酒のおつまみとしてもお召し上がりいただける風味豊かで濃厚な味わいに仕上げています。ほろっと崩れるような食感も特徴ですね。
大竹さん:ちなみに私はお酒があまり飲めないので…食べるときは牛乳といっしょです。とてもよく合いますよ!
ー今回ご紹介いただいた2商品は、どんな方へのギフトにおすすめしたいですか?
大竹さん:「御用邸チーズケーキ」は、家族の集まりやお祝い事などの真ん中にあるイメージでお選びいただきたいですね。「御用邸チーズクッキー」は、甘いものが苦手な方へのギフトにもぴったりかと。個包装なので、会社などでのお配りギフトにもおすすめです。どちらも誰にでも好まれる味わいなので、ギフト用や自分用、手土産など、幅広くご利用いただければと思います!