もりもりっ

4月生まれの活発でしっかり者の娘と体力&知力比べの毎日に、悩みも疲れも多いけど、家族や友人、地域の力を借りながら何とか乗り切っています。日々の成長に驚きの毎日!

2019.03.29

私の出産エピソード

Diary

こんにちは~。2歳女児母、もりもりっです。皆さん今日もお疲れ様です!

やってしまいました~!母、虫歯!
年が明けから、娘の「20時就寝」を目指してきた私。ママの歯磨きを飛ばして寝落ちすることもしばしば…そんな理由、言い訳でしかないですよね。左上奥の親知らず。歯医者さんを急いで予約しても混んでいて、ようやく一週間経った昨日、先生が診た瞬間
「あ、抜歯ですね!」

というわけで次の予約まで取り急ぎ、セメントみたいなものを流し込んで貰いました。お陰さまで娘には反面教師で「歯磨きしなさい」って言えるけど、、、とほほ。


さてさて、そんな娘もあと2ヶ月でもう3歳。
そして誕生日が近づくと思い出すのが、出産間近の妊娠期間、そして出産です。

4月の予定日だったので2月中旬まで働いて、仕事の引継ぎもバタバタと終わり、ようやくお休みに。近所の助産師さんが開いているマタニティーヨガ教室へ行くなど、のんびり過ごしていました。
ある時から逆子だと言われ、赤ちゃんはほぼ常に頭が上の状態。逆子体操にヨガ、整体、お灸、色々試したけどやっぱり頭が上のままんま。
38週で帝王切開することが決まり、手術の同意書へサイン。
サインするまでのほほんとしていて「別にたいしたことない」くらいに思っていたけれど、同意書を読んだら「緊急時にはなんとかとかかんとか~」など書いてあり、急に心配に。そして大学からの付き合いで助産師になった友人に久しぶりにメールをしました。
そしたら「赤ちゃんは自分に居心地が良い姿勢で生まれてくるよ」「ママが頑張らなくても赤ちゃんが頑張ってくれるから」と教えてくれました。
そっか。整体の先生も言っていた「赤ちゃんはよくリラックスしてここにいますね~」って。
その頃から「このままでもいい」って思えました。「こっち上だよ」って話かけてもそのままなんだから、きっと頭上の方がいいんだ!

さて、帝王切開と決まればその対策を。

周りには自然分娩や無痛分娩の友人ばかり。ここは本とネットで探しました。

「ママのための帝王切開の本」(竹内正人・細田恭子・横手直美編著、中央法規)は、帝王切開でのお産の準備とか、術後すぐ当日からやったほうが良い産褥体操などが、時系列で絵で分かりやすく説明されていてわかりやすかったな。とにかく出産直前から読んでいて安心したものです。

普通分娩と違って、10日間も入院する帝王切開。
出産日は先生のスケジュールや赤ちゃんのコンディションなどで決まるものの、「私がもう少しお腹にいさせたい」と伝えたら、施術は38週まで待ってくれました。

そしていざ出産へ!
前日から入院。当日の朝はもりもり食べて、昼食抜き。確か14時から施術だったかな。麻酔は全身でなくて局部。だから、冷たい手術台に乗って、横になっても…全て見えてるっ!
私の祖母は地元で産婦人科の医者でした。直接話せたことはないけれど家族や知人から話を聞いていました。
このときなぜか「祖母が守っていてくれる」と強く思えて、大丈夫と不安はなかったな。
天井の照明器具が鈍く反射して私の身体が映っている。
「切りますよ~」
何も感じない。
反射している影がボワっと赤くなって、、、そこから覚えてない。

けれど、生まれたての娘の顔はしっかりと覚えています。

看護師さんが私の手に娘の頬を当ててくれた。
「今綺麗にしますからね」。
泣き声がどんなだったか、たぶん「フニャーフニャー」。
先生二人も看護師さんたちも手際がよい。
「もう縫い合わせますね」
先生二人が左右で縫ってくれている。多分そこから緊張の糸が解けた。
そのあとのことは…全く覚えていない!

術後看護師さんが、「きっとあの先生なら痕は残りませんよ」って。
(いやいや傷はちゃんと残っていて、寒くなるとずきずきしたりかゆかったり、つったり、くしゃみでこむら返りみたいになったり今もするけれど…でも)いい先生でよかった。

術後が大変でした。
その日の夜、痛みからか悪夢を見ました。
でも看護師さんがとても良くしてくれていたのが有難く。
本のとおりに体操もしたし、回復は早かったと思います。
娘も元気に、“モロー反射”なのか、手足を新生児のあのケースの中で伸ばしたり引っ込めたり。他の赤ちゃんのなかでも一番動いているかも!

皆さんありがとうございました。

きっと一人一人に素敵な出産エピソードがあって、生まれてきたことが奇跡だと思える。
これからご出産の方も、どうか赤ちゃんを信じて、ママはリラックス
良いお産を迎えられますように。



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