クレ

2人の娘を持つママです。女子は口が達者!あーでもない、こーでもないと、まさに騒がしい毎日。でも、小学校での話を一生懸命する子どもたちをかわいいなと思ったり。もっと女子トークができる日が来るのが楽しみです☆

2019.03.31

出産エピソード~痛みに耐えまくった長女編~

Diary

長女を妊娠中のマタニティーライフは、それはそれは安定していました。
当時は会社勤めだったけど、特に問題もなく、産休までほぼ妊娠前と同じように働いていた私。
平日は夫は仕事なので、産休に入ってから家で一人で過ごすのがとっても暇だったなぁ~(笑)

しかし…
出産はけっこう壮絶だったんです!(汗)

暇で暇で仕方なく、陣痛はまでまだかまだかと待っていた予定日1週間ほど前の土曜の朝。
朝起きるとなんだかお腹に痛みが…

「ちょっとお腹痛い…これが陣痛?」
「でもすごく痛いわけじゃない。これから痛みが増してくるのかな?」
なんて独り言をぶつぶつ。
初めてのことだしよくわからなかったので、とりあえず病院に連絡してみました。

「一度診せに来て」
と先生。
夫と病院に向かい、診察室に入ると、
「ああ、陣痛じゃないね。前駆陣痛だね。本当の陣痛だったら、そんなに笑っていられないから!」
と先生。そして、

「旦那さんも聞いておいてね。本当の陣痛になったら奥さんの顔はすごく険しい顔になって、顔や首筋のあたりも汗でべたついて髪がまとわりついて、今まで見たことない顔になるから」と…。
さらに
「けっこういるんですよねー。本当の陣痛じゃないのに、痛いって何回も来る狼少年みたいな方が。本当の陣痛が来たら、さっき言ったみたいなスゴイ顔になるから、そうなって痛みが我慢できなくなったら来てね」と告げられました。

その日の夜、そろそろ寝ようと思った頃にいよいよ強くなってきた痛み。布団に横になっていても全然眠れない。
徐々に痛みが強くなり、横にもなっていられないほどに。
リビングの座椅子に浅めに座り、テレビつけて気をまぎらわしながら、時間が経つのを待っていました。

その間も痛みが強くなるばかりで、まったく痛みは落ち着いていかない。

「本陣痛かも」と頭をよぎりましたが、先生の言葉が強烈に頭に強く残っていたので、「まだ我慢できる痛みだから…」と耐え続けました。

夫は眠いながらに起きていてくれたけど、
「私にかまわず寝ていいよ。眠いでしょ!?」
と伝えると、本当に一瞬で寝たーーー!!

起きていても痛みの軽減には役に立たない夫でしたが(笑)、寝たら寝たで「本当に寝るのかーーー!」とちょっとイラッとしながら、1人で痛みと戦い続けましたよ(笑)。

そして朝6時ごろ、「もう耐えられないー!」「イタイーーー!!」と病院に連絡。
夫にタクシーを呼んでもらい、一緒に病院へ向かいます。
6時半に病院に着いた私たち。
そして、なんと!その2時間後の8時半には出産してしまいました!

生まれる直前に赤ちゃんの心拍が下がって、先生や他のナースも急いで分娩室に。
吸引することになり、先生も準備している間に、駆けつけたナースに酸素マスクをつけられ、「苦しいという実感はないのに、酸素マスクだなんて、私の身体に何か異常事態が起きているの?」と不安に…。
そんな私を見てナースさんは、
「今赤ちゃんに酸素が届いてなくて苦しいと思うから、お母さんに酸素マスクを付けました。お腹ふくらますように酸素吸ってー!」と。とにかく言われた通り空気を吸う私。
でも、お腹ってどうやってふくらますの?よくわからーーーん!

そんなこんなしている間に準備ができ、いよいよ赤ちゃんを吸引することに。
無事生まれたのは生まれたのですが…

吸引するタイミングでいきんでくださいとの指示通り思いっきりいきんだところ、その力が強すぎて(?)赤ちゃんがぽ~んと飛び出たのです!!(驚)
その勢いで傷口がたくさんできてしまい、産後何ヶ月も痛かったのを思い出します…(涙)

実は、夜中の痛みは陣痛だったようで、すでに破水もしていたのです。
陣痛の痛みが強くなるにつれ、ジャーッと水のようなものが出たのですが、それがまさか破水だとは気づかず…。
そのまま何時間も自宅で痛みに耐えていたことになるので、よくよく考えたらとっても危険な状態だったのかもしれません!(汗)


初めての出産は、体験したことがないから、右も左もすべてが未知なるもの。
今考えると、本当によく無事に生まれてきてくれたなと思います。

狼少年になってもいいから、お腹の痛みが強くなってきたときにすぐ病院に行くべきだったのかなと反省^^;
みなさまも、陣痛の痛みに耐えるのはほどほどにしましょうね~(笑)


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