エフ子

思春期に入りつつある長女(小6)と、ザ・末っ子気質な次女(小3)を育てる母です。いつも二人同時に喋りだしますが、順番に一人ずつ話をじっくり聞くよう心がけています。

2022.05.06

入学式のあと・・・・涙のワケ

Diary

こんにちは♪エフ子です。

我が家の次女はこの春、小学校に入学しました!
しかし入学式当日に、親が思いもよらないことで涙することになったんです・・・。

お天気は気持ちいい快晴!暖かい日差しのなか、次女は少しの緊張感と、いよいよ小学生になるという期待感でソワソワしています。
持ち物は上履きとそれを入れる袋。
上履きはつま先部分が大好きな色である黄色で、上履き袋も一緒に選んだ大好きなキャラクター柄のものです。
これをランドセルに入れ、入学式用におめかしして、まさに浮足立つといった様子でスキップ交じりに式場へ向かいました。

コロナ禍ということで各家庭から保護者の参加は1人です。
受付を済ませると、子供は教室へ、保護者は式典会場である体育館へそれぞれ移動します。
紙で作られたたくさんのお花で飾られたクラスごとのプラカードに先導され、ピカピカの1年生たちが入場してきました。
次女は両手をお行儀よく前に重ねて、朝の浮足とはうって変わり緊張した面持ちでしずしずと歩いています。
式のあとにクラスごとの写真撮影を終えると子供たちはまた教室へ戻り、担任の先生からお話を聞いたら、校庭で待機している保護者に合流するという流れでした。

他の子が続々出てくる中、我が家の次女はなかなか出てきません。
一番最後にやっと出てきて、私のもとへ駆け寄ってきた次女の目は赤く腫れ、涙が浮かんでいました。
どうしたの?と聞くと、
「あのね、(キャラクターの名前)がかわいそうでね」
とひくひく泣いて言葉が続きません。
私の頭の中が「?」マークだらけになっていると、先生が来てくださり事情を教えていただきました。
なんと、お気に入りの上履き袋を週末まで学校に置いていくのが嫌で泣き出してしまった、とのこと・・・・!

良かれと思ってお気に入りの柄で用意したのに、そんな風に子供が考えるなんて全く思いもよりませんでした・・・。
先生が(上履き袋を)守ってあげるから大丈夫、と
なだめていただき、なんとか上履き袋を他のみんなと同じように廊下のフックにかけて、教室を出ることができたそうです。
先生、初日からすみません・・・・

我が家が通っていた保育園は上履きを使っていなかったので、「上履き・上履き袋を置いていく」という経験は次女にとって初めてです。
生活が一変する新1年生。
そんなことで泣くなんてまだ幼いな・・・という気もしますが
親にとっては当たり前のことも、子供の目線で伝えなくてはと改めて思った出来事でした。

ちなみにその後は、私の母が家にあった他の布で急ぎ縫ってくれた新たな上履き袋を使い、
例のお気に入りの上履き袋は家の引き出しの中で大事に保管されております!
長女の時も同様に、本人の希望を聞きながらお気に入りのもので入学準備をしたのですが、こんなことは起こりませんでした。
親にとっては2回目なので余裕かと思っていた新1年生生活、なんだか波乱が待ち受けていそうな予感です・・・。