日本伝統の健康発酵食である味噌の魅力を改めて広く発信している、味噌汁専門店〈美噌元〉。目でも楽しめる「美噌汁最中」など、自慢の商品の特徴やブランドとしてのこだわりについて、〈美噌元〉の二子玉川 東急フードショー店で店長を務める津金さんに教えていただきました。
ーまずはブランドの紹介をお願いします!
津金さん:「1日1杯のお味噌汁を」というコンセプトを掲げる味噌汁専門店です。お椀を前にしてほっと和む、そんな日常のひとときを多くの人に大切にしてもらいたいという思いのもと、2002年に創業しました。日本伝統の健康発酵食である味噌をもっと日常の中に溶け込ませたい!と願いながら、日本の伝統産業である醸造文化を継承し、発展させ、日本を元気にすることを目指しています。
ー商品に関してこだわっているのは、どんなところですか?
津金さん:味わいのこだわりは、合わせ味噌ですね。味噌は組み合わせることで味がまろやかになったり深みが出たりするので、商品に合わせて各地の味噌をブレンドして使用しています。
ーなるほど。では、そんな〈美噌元〉のおすすめギフト商品を教えてください!
津金さん:はい。フリーズドライの味噌汁の素を最中に入れた、お湯を注ぐだけで本格的な味わいを楽しめる、こちらの「美噌汁最中」です。
ー顔の焼印がとてもかわいいですね!
津金さん:味のイメージを名前と表情で表しています。箱を開けたときに和んでいただきたいという思いも込められていますね。
ー6種類それぞれの味わいについて教えてください
津金さん:「まろやか」は信州味噌と讃岐白味噌のブレンドで、具材は豆腐となめこ。マイルドでベーシックな味わいです。「すっきり」は信州味噌と三河八丁味噌をブレンドした割と濃い味わいで、具材はわかめと油揚げ。「ゆったり」は愛媛裸麦味噌をベースにした信州味噌ブレンドで、具材はほうれん草と油揚げが具材。ちょっと甘めの味わいですね。
津金さん:「ありがとう」は信州の赤白合わせ味噌で、ほうれん草と油揚げの入った優しい味わいの豆乳味噌汁。「豚汁」は、具材がたっぷり入った美噌元名物の特製豚汁をフリーズドライにしました。そしてハート型の「マゴコロ」は唯一、お味噌汁ではなくオニオンスープで、玉ねぎを飴色になるまで炒めた本格的な味わいです。ちなみに最中はすべて、岐阜県の最中屋さんが1枚1枚手焼きしたもので、ふやけるともっちりとした食感になります。
ーおいしい食べ方も教えてください。
津金さん:お椀に入れてお湯を150cc注ぐだけです。顔のついた上側の最中を外してからお湯を注ぎ、味噌と具材をよく溶かした後に顔のついた最中をのせれば、見た目も楽しくきれいに仕上がりますよ。
ーおすすめのアレンジ方法などもあったら知りたいです!
津金さん:ご飯を入れてお茶漬け風にするのもおすすめです。「マゴコロ」ならリゾット風になりますね。素麺を入れても、とてもおいしいですよ。
ーテーブルの上でも映えそうですね!では、おすすめ商品をもうひとつご紹介ください。
津金さん:こちらの「しじみエスプレッソ」もおすすめです。
ー変わった名前ですが、どんな商品なんでしょうか。
津金さん:しじみと合わせ味噌(八丁味噌70%・信州味噌30%)を粉末にした濃縮しじみ味噌汁です。もっと気軽に、コーヒー代わりに、キュッと飲める味噌汁を作りたいという思いで開発されました。1杯分(スティック1本)に、しじみ100個分のオルニチン(約51mg)が配合されています。
ー作り方はお湯を注ぐだけですか?
津金さん:はい。器に粉末を入れて90ccのお湯を注いで溶かすだけです。しじみのインパクトが強めでコクが深く、濃厚な味わいなので、まさに「エスプレッソ」という感じですよ。具入りタイプや生味噌タイプもあるので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。
ーカップに入れると、よりエスプレッソ感が出ますね!
津金さん:はい。疲れたときや目覚めの1杯に、コーヒー代わりとしてぜひ!
ーでは最後にお客様へのメッセージをお願いします。
津金さん:日頃ご利用いただいているお客様からは「箱を開けたときに癒やされるので、相手に喜んでもらえる」「一人暮らしの息子に贈っている」といった声もよくお聞きします。例えば友人との間を、家族との間を、〈美噌元〉の商品で繋ぐことができたらうれしいですね。そして味わうことで、お味噌汁の魅力を再発見していただければと思います!