旅行が好き!食べるのが好き! 世界各地を子連れで訪れ学んだ家庭料理をベースに生まれたレシピや、食品ロス削減、冷蔵不要で省エネ、防災食にもなるDRYなFOOD「乾物」を使ったレシピなどを紹介します。
アメリカの朝食の定番の一つ、カントリーソーセージ
日本人が一般にイメージするソーセージは、腸詰ですよね。
手軽に作れるからと、アメリカの家庭の朝食でよく作られるのがカントリーソーセージ。
15分ほどでできちゃうほどに簡単で、おいしいのです。
もちろん腸に詰めもしません。
基本は、豚のひき肉に、塩とハーブ類を混ぜて成形して焼くだけ。
ハーブは、適当にあれこれ組み合わせればいい、というと「??」になると思うので、例を挙げると
セージ、オレガノ、胡椒、ガーリックパウダー、オニオンパウダーとか
マジョラム、胡椒、セージ、パプリカパウダーとか
家庭によっていろいろのようです。
私はこれを、朝食ではなく、昼や夜のご飯のおかずに作っています。
朝から肉は食べないので。
で、さらに食感を高めるために、ハーブ類だけではなく、例えば戻したキクラゲを刻んで加えたり、松の実を加えたり、旨味をアップするために干し椎茸を加えたり、さらには戻したひじきを加えたり、とアレンジをいろいろ楽しんでいます。
カントリーソーセージ、バリエーションを考えてぜひ試してみてくださいね。
#236 アメリカ風お手軽カントリーソーセージ
材料
[直径4cm程度 4個分]
豚ひき肉 (脂があるものの方がおすすめ) 150g
ハーブ類のみじん切り 大さじ1
塩 小さじ1/4
油 適量
作り方
1. ハーブ類はみじん切りにする。
2. 1と豚ひき肉、塩を粘りが出るまでよく混ぜる。
3. 直径4cm程度の円盤形にまとめたら、油をひいたフライパンで両面じっくり焼く。
※ 生ハーブの時は、パセリを主体にして香りの強いローズマリーやタイム、セージなどは控えめに。大葉でも美味しく作れます。
※ 乾燥ハーブを使うときはさらに少なめに。小さじ1/4程度から始めてみてください。
※ 具を入れて作って、まとまりにくかったら米粉や小麦粉を少し加えてくださいね。
教えてくれた人
サカイ 優佳子 サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事 外資系金融機関等に勤務の後、娘のアトピーをきっかけに食の活動を開始。海外での豊富な食体験をベースにレシピを開発する。2002年から、あえて栄養学に触れず、五感で感じること、食から社会を見ることを重視する食育ワークショップ「食の探偵団」を主宰。08年からは田んぼを残したいと米粉の普及に尽力。11年から食品ロス削減にもなり、冷蔵庫に頼らず、輸送の際のCO2も削減できる乾物は未来食との想いから、乾物の普及につとめる。2013年から乾物を使ったカレーを食べることで内モンゴルの砂漠緑化に繋げる乾物ドライカレーパンプロジェクト及び乾物カレーの日をプロデュース。「レシピをみないでささっと料理ができる」、「毎日の料理が楽しくなる」家庭料理全般のパーソナルトレーニングをオンラインで実施して好評を得ている。
https://yukakosakai.com/