柑橘の寿司飯でいろいろ手まり寿司
3月はお雛祭りもあり、お花見、卒業、異動などで人が集まる機会も多いかと思います。
そんな時には、手軽にできる割に見栄えもする手毬寿司はいかがでしょうか。
普通の酢飯で作るのもいいのですが、酢の代わりに柑橘を使うと、ツンとせずフルーティーさが加わって、いい感じなのです。
ラップを用意して茶巾をしぼるように作れば衛生的だし、小さなお子さんでも作ることができます。春休みに親子で一緒に作るのもいいかもしれませんね。
手毬寿司は酢飯さえ作れば、具のバリエーションは自由。
たとえば、生ハムと山椒の葉、干し椎茸の煮しめ&大葉&わさび、スモークサーモン&イタリアンパセリ&ケイパー、牛たたき&ホースラディッシュ、白身の刺身&大葉、ほたての刺身とキウイ、鶏の照り焼きと大葉、アボカドとゆでえび、お漬けものなどなど。
何をのせるとおいしいかな、きれいかな?と考えながら具を揃えるのも楽しみ。
あなたならではの手毬ずしを楽しんでみてくださいね。
#257 寿司飯
材料
米 2合
酒 小さじ1.5
A (グレープフルーツの搾り汁 90ml、砂糖 小さじ2、塩 小さじ2)
※具はあるもので適宜アレンジしてみてください。
作り方
1. 米はといで30分ほど水切りする。
2. 酒と水をあわせて寿司飯用に少なめの水加減で炊き上げる。
3. Aを合わせ混ぜてから、2に加えて手早く混ぜ、うちわであおいで冷ます。
4. ラップに具をのせ、ピンポン球程度の大きさの3をのせて茶巾を作る要領で丸める。
5. ラップをとり、皿に並べる。
※ 今回はグレープフルーツを使いましたが、好みの柑橘を使って寿司飯を作るとまた違った味わいになります。お試しください。
教えてくれた人
サカイ 優佳子 サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事 外資系金融機関等に勤務の後、娘のアトピーをきっかけに食の活動を開始。海外での豊富な食体験をベースにレシピを開発する。2002年から、あえて栄養学に触れず、五感で感じること、食から社会を見ることを重視する食育ワークショップ「食の探偵団」を主宰。08年からは田んぼを残したいと米粉の普及に尽力。11年から食品ロス削減にもなり、冷蔵庫に頼らず、輸送の際のCO2も削減できる乾物は未来食との想いから、乾物の普及につとめる。2013年から乾物を使ったカレーを食べることで内モンゴルの砂漠緑化に繋げる乾物ドライカレーパンプロジェクト及び乾物カレーの日をプロデュース。「レシピをみないでささっと料理ができる」、「毎日の料理が楽しくなる」家庭料理全般のパーソナルトレーニングをオンラインで実施して好評を得ている。
https://yukakosakai.com/