りんごんとう

イクメンパパの協力のもと2歳差男女子育て中。地方移住を計画中です。子育て中だけど自分の楽しみも諦めない♪でバランスを取っています。最近は健康ブームがきていて、色々生活に取り入れています!

2024.01.25

切迫早産からのスピード出産。陣痛室を通らず分娩室へ!

私は2回出産を経験しています。
2回とも切迫早産になり、どちらも約6時間のスピード出産でした。

今回は、私の出産にまつわるエピソードを書きたいと思います。

■ 1人目の出産

結婚してすぐに妊娠がわかりました。
つわりがひどかったため、安定期になったら夫婦で旅行に行こうねと話していました。

しかし妊娠6ヶ月の頃、病院の先生から告げられたのは、「切迫早産だから安静に」という言葉。旅行の夢は置いておいて、その後おとなしく過ごすこと数か月。おかげさまでなんとか出産の時期を迎え、家族と相談のうえ、里帰り出産をすることにしました。

私の実家は田舎で、けっこうな山の中にあります。
実家から1時間ほどのところにいくつか産院はあるのですが、初産であることや、切迫早産であることを考慮し、地域でも評判のよい病院で出産することにしました。

この病院までは、車で一時間という距離。
切迫早産ということもあり、陣痛が始まったら通常よりも早い段階で病院へ向かうことになっていました。

■陣痛スタート

夜中の0時に陣痛が始まり、すぐに陣痛の間隔が短くなってきたので、病院に連絡。
すると「まだ始まったばかりなので家でもう少し様子を見てください」とのこと。

少しして、2回目に連絡しても同じやり取り。
そうこうしているうちに、陣痛が数分間隔になってきてしまいました。

「もう行きます!」と電話し、いそいで出発。
車の揺れで刺激されるのか、車内でどんどん陣痛の間隔が短くなっていきました。

病院に着いて診てもらうと、なんと子宮口は全開に!!
直接分娩室へ向かい、陣痛開始から6時間ちょっとで出産を迎えました。

■ 1人目のお産を教訓に、2人目のお産

私の体質なのでしょうか。2人目も切迫早産になりました。
1人目の経験から、事前に病院に向かうタイミングをよく相談して、出産に臨みました。

その結果、1人目のときよりは出産まで余裕をもって病院に到着。
そして再び、陣痛室をスキップして、直接分娩室へ!
2回目のお産も、陣痛開始から6時間程度というスピードで産まれてきてくれました。

2度目の出産では会陰が切れず、縫う必要がなかったのが助かりました。
産後の回復も早く、念のために用意しておいた円座クッションも出番なし!
「上手な出産でしたね」と助産師さんから褒めてもらったのがとても嬉しかったです。

出産直後には痛みを忘れてしまうほど(?!)の安産で、生まれたてのわが子と笑顔で写真を撮ることができました。

■ 出産を通じて感じたこと

安産とはいえ、やはり出産の痛みは言葉では言い表せないほど壮絶でした。
無痛分娩という選択肢がない病院だったため、必然的に自然分娩での出産となりました。

でも、私の場合、自然分娩を通して
母親が命がけで新しい命を産み出すという出産の尊さを感じることができたと思います。
いつかまた出産をする経験があったら、次も自然分娩を選ぼうと考えています!

もちろん、みなさんさまざまな状況や事情の中で出産に臨むわけで、
どちらがいい悪いという話ではありません。

出産の尊さを実感した私は、それ以来、ドラマの出産シーンはもちろん、病院で出産に向かう妊婦さんを見るだけで、涙がボロボロ出てきてしまいます!(産後のホルモンバランスのせいかしら……)

■ さいごに

妊娠から出産までは、私も他のママさん同様、少なからず予想できないようなことも起こりました。でも、その先には忘れることのできない素晴らしい体験が待っていたと思います。
私のブログが、これから出産される方、また、切迫早産と診断された方の参考に少しでもなれば嬉しいです。




“はたらく” でつながるコミュニティ tannely
ママを “はたらく” でつなぐtannely(タネリー)は、地域のつながりを “はたらく” で育むコミュニティ。”はたらく”を通じて、ママと社会がつながるタネをまく。子育て世代が、地域に貢献する機会をつくる。ママのため、街のため、社会のために必要なコミュニティとなる。それが私たちの使命です。
NPO法人tannely(タネリー)