〈ジョンカナヤ〉の商品作りにおけるこだわりとは?
味に関しては、とにかくバランス。ワインのように味のファースト、セカンド、アフターを感じられることが価値だと考えています。デザインに関しては、贈った人が「この人ステキ」と思われるようなもの、男性が手土産として持参したときにカッコがつくものを意識しています。
「ボンボンショコラ クールルージュ」
手紙のシーリングのモチーフを取り入れた定番ボンボンショコラのアソート。よく見ると、左から2番目の薬指の位置の粒だけがマリッジリングに見立ててシーズン限定でハートに! フレーバーは、左からアメール、ノアール、ミルク、アールグレイ、キャラメルの5種。すべてお酒を使っていません。
「クレージーカクテル スピークイージー」
続いて、同じような形状をした、こちらの「クレージーカクテル スピークイージー」。
テーマは“バー文化の継承”。お酒×お酒、お酒×スパイスなど、2種のフレーバーのガナッシュを2層にして封じ込め、カクテルの味わいを表現したボンボンショコラのアソートです。ちなみに商品名にある「スピークイージー」は、禁酒法時代のアメリカにおける闇バーの通称なのだとか。勉強になります!
黄色のハートは、バナナリキュールとブランデーを組み合わせた『バナナアレキサンダー』。茶色の『ゲーリックコーヒー』は、シングルモルトウイスキーとコーヒーの組み合わせ。そして青の『スパイシーペッパー』は、ウイスキーを使い、黒胡椒と組み合わせたもの。この3種は新作です。
1品目の「ボンボンショコラ クールルージュ」とは違い、すべてハートモチーフで、色とりどりなのも特徴的。1人でバーに行くのはちょっとハードルが高いので、これをきっかけにしてカクテルを知ったり、「こんなお酒があるんだ!」という発見を楽しんでいただければ!
オリジナルの記事では詳しいショコラの解説やラインアップ、取材の様子もお楽しみいただけます。