見習い酒バイヤーかなこのゆるっとお酒ブログ
東京八王子酒造×東急百貨店 オリジナル日本酒
お酒勉強中のアシスタントバイヤーがお届けする【ゆるっとお酒ブログ】。
今回はShibuya SAKE Scrambleでお披露目する
東急百貨店限定日本酒についてお伝えします!
2025.08.06
みなさんは「東京の酒蔵」と言われて、いくつ思い浮かべるでしょうか。
今回オリジナルのお酒をつくっていただく<東京八王子酒造>は、
2022年、東京・八王子駅から徒歩5分の場所に誕生した、東京で10番目の日本酒蔵です。
コンパクトでありながら充実した設備を備えた都市型の醸造所。
「酒造りは農業の延長線上にある」という考えのもと、
地域の人たちと共創して酒米づくりを行うなど、
地域の人たちと共創して酒米づくりを行うなど、
自分たちにしかできない新たな酒造りに挑戦しています。
八王子市はもともと日本酒造りが盛んに行われていました。
しかし、2000年代に入ると徐々に酒蔵が減少。2012年にはすべての酒蔵が幕を閉じました。
そこで「八王子の米で、八王子の酒造で」の理念のもと、
八王子での日本酒醸造を復活させるプロジェクト『はちぷろ』が発足。
八王子で収穫したお米を長野県諏訪市に運び、
(株)舞姫が日本酒「高尾の天狗」を醸造していました。
弊社でも高尾の天狗を展開しており、
今回八王子に酒蔵が完成するということでオリジナルの日本酒づくりをオファー。
快く受けてくださいました。
改めて感謝申し上げます。ありがとうございます!
今年は自分たちでつくったお米で醸すことはできませんが、
来年に向けて田植えにも参加させていただきました。
150名想定のところ集まったのは250名!
地元の皆様に愛されているのがとてもよく伝わってきました。
余談ですが、お米の苗(稲)1本からつくられるお米は約2000粒なのですが、
2000粒ってどのくらいか想像できますか?
実はすごく身近で、コンビニのおにぎり1つ=約2000粒の米粒からできているそうです。
へぇー!という食育のお話ですが、
苗1本でおにぎりができちゃうんですからね。
農業に対する尊敬の気持ちが強くなる貴重なお話を聞かせていただきました。
暑い中植えたお米がオリジナルのお酒となり
皆様に飲んでいただける日が来るのが今からとても楽しみです!
ラベル作成も進んでいますので
出来上がった際にはぜひ手に取っていただけると嬉しいです。
そしてShibuya SAKE Scrambleではオリジナル日本酒を初披露いたします。
ぜひ飲みに来てください!
みなさまの声を直接聞けるのを楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
教えてくれた人

かなこ 和洋酒全般を担当するアシスタントバイヤーです。担当歴2年目。普段飲むのはビールとレモンサワーです!