[助産師監修]助産師さんに聞いた! 母乳育児を軌道に乗せるた…
● 子育て
好きな言葉は「いただきます」、嫌いな言葉は「ごちそうさま」という食いしん坊3人(小学生1人と未就学児2人)を育てる母。発酵食品が大好きで “ゆる無添加生活” を送っています。
こんにちは。発酵大好き3児の母mayuです。
先日、気持ちよく自転車を漕いでいると
昔お世話になった助産師さんにばったりお逢いしました。
それをきっかけに、7年前に記憶がフラッシュバック。
我が家のこども3人は、みなこの助産師さんにお世話になり、
ママ特有の色んな悩み相談にも乗っていただきました。
その悩みのひとつが「乳腺炎」。
何度も乳腺炎を繰り返すうちに「あ、やばい……そろそろ乳腺炎になりそう」
という感覚が分かるくらい、頻発していました。
初めて乳腺炎を経験した時は、一体何が起きているのか分からず、
とっても焦ったのを覚えています。
乳腺炎が悪化してしまい、恐怖の宣告を受けた経験も……!
今回は、そんな私の恐怖体験 (?!) について書かせていただきたいと思います。
私はいわゆる「溜まり乳」タイプだったので、
授乳前にはおっぱいが張って、授乳をすると張りが落ち着くという体質でした。
それがある日、授乳した後でも、おっぱいの張りが収まらず張り続けている感覚が。
きちんと飲めていないのかと思い、いつもより授乳時間を長くしました。
さらに授乳を続けても、おっぱいの張りは収まらず、おかしいなと思って触ってみると、
硬い「しこり」のようなものができていました。
「おかしいな?」と思いながらも、しばらく様子を見ていると、
何だかおっぱいの一部が赤くなり、熱を帯びています。
この時に初めて「もしかして乳腺炎⁈」
という懸念が頭の中に浮かび、対処法をネットで検索。
詰まっているしこりを取るために搾乳をしたり、マッサージをしたり、おっぱいを飲ませる体勢を変えてみたり。
悪戦苦闘しているうちに、肩が凝り、首から背中までガチガチに!
しばらくすると突然、寒気とだるさに襲われ、熱を測るとなんと40度!
まさかの高熱にびっくりし、「乳腺炎」だと確信しました。
急いで母乳外来を検索し連絡しましたが、その日は予約がいっぱいとのこと。
翌日の診察を予約しました。
初めて訪れた母乳外来で、私の腫れ上がったおっぱいを診た助産師さんに
「なぜこんなになるまで放置したんだ!」と叱られてしまいました。
そして、痛さのあまり歯を食いしばらないと耐えられないくらいの、拷問のようなマッサージを経験。
そして、ヘトヘトになり帰宅しました。
これで良くなる……と思ったのもつかの間、
さらに悪化し、全体が真っ赤に腫れ上がる状態になってしまいました。
直感的に別の場所を探した方がいい!と思い、
口コミをよくチェックしたうえで、別の母乳外来へ連絡。
事情を説明し、緊急で対応していただくことに。
診察してもらうと、助産師さんから恐怖の言葉が……!
「乳首を切開し、管を入れてドレナージ(膿を出すこと)した方がいいかも……」
「乳首が少し切れるだけで激痛なのに、切開なんてしたらどれだけ痛いの⁈」
さらに、自分の乳首から管が出ている姿はあまりに非現実的で、
想像するだけで恐ろしくなり頭の中はパニックに。
混乱しながらも次から次に湧いてくる疑問。
その疑問に助産師さんはひとつずつ丁寧に答えてくださり、少し落ち着きました。
さらに、優しい労いの言葉をたくさんかけていただき、
「イタ気持ちいい」マッサージを受け、終わった時にはおっぱいが少しすっきり。
「このまま明日まで悪化しなければドレナージしなくても大丈夫かも」
そんな希望の光が見え、翌日まで様子をみることになりました。
そして翌日、前回のように腫れ上がることもなく少し落ち着き、
乳首を切開するという一大事は免れました。
今思い出しても「本当によかった〜!」と安堵した出来事です。
この経験から私が学んだことは次のことです。
◎異変を感じたらすぐにプロの手を借りる
◎自分に合った信頼できる助産師さんを見つける
「乳腺炎」はいつどこで訪れるか分かりません。
ぜひ事前に病院を調べておくなど、準備をしておくと安心だと思いますよ。
“はたらく” でつながるコミュニティ tannely
ママを “はたらく” でつなぐtannely(タネリー)は、地域のつながりを “はたらく” で育むコミュニティ。”はたらく”を通じて、ママと社会がつながるタネをまく。子育て世代が、地域に貢献する機会をつくる。ママのため、街のため、社会のために必要なコミュニティとなる。それが私たちの使命です。
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