サカイ優佳子の食育のヒント
パセリたっぷり、ホタテときのこのブルゴーニュ風オーブン焼き
ホタテには80もの目がある!!
ホタテ貝は、お寿司屋さんにもほぼ必ずあるネタ、少なくとも我が家の周りでは、スーパーでもホタテが置いていないところはまずありません。
その旬は夏と冬との二回とのことですが、養殖のホタテは通年手に入ります。
そんな、食べたことがないという人はいないと思われるホタテの目について、最近初めて知りました。なんと約80もあるとのこと!
ホタテの目ってどこに?と私も思いました。 あの外側のピラピラのあたりに全面に配置されているのだとか。 なんでも見える目というよりは、外敵(主に天敵であるヒトデ)を認識するために 光を認知できる程度とのことなのですが、それにしてもピラピラの全体に80もの目がついているとはちょっとビックリです。
貝についたままの状態で買ったことだってなんどもあるのに、目なんて意識したことがありませんでした。今度はちゃんと見てみよう!
当たり前に目にしているものでも、意識しないと見えていないということを今日改めて認識。
今回ご紹介するのは、そんなホタテときのこを、ブルゴーニュのエスカルゴ風の味付けにしてオーブンで焼いたもの。白ワインとバゲットの用意をお忘れなく!
#193 パセリたっぷり、ホタテときのこのブルゴーニュ風オーブン焼き 材料
- ほたて刺身用 8個(約170g)
- パセリ 50g
- 好みのきのこあわせて(今回はしいたけ、しめじ、舞茸) 350g
- オリーブオイル 大さじ3
- にんにく 1かけ
- 塩 小さじ1強
- 白ワイン 大さじ1
- 乾燥タイム 小さじ1/2
- パン粉 大さじ5
- バター(無塩) 大さじ1~2
作り方
- ほたては1cm角に切る。
- きのこはあらみじんに切り、パセリは細かいみじん切りにする。
- 細かく刻んだにんにくとオリーブオイルを鍋に入れて弱火にかけ、香りがたったら、1、2、塩、白ワイン、タイムを加えて炒める。
- しばらくすると水分がでてくるので、これをとばすようなつもりで5分程炒めたら、パン粉とバターを加える。
- 塩、胡椒で味を調え、180度のオーブンで20分ほど焼く。
教えてくれた人
サカイ 優佳子 サステナブル料理研究家/一般社団法人DRYandPEACE代表理事 外資系金融機関等に勤務の後、娘のアトピーをきっかけに食の活動を開始。海外での豊富な食体験をベースにレシピを開発する。2002年から、あえて栄養学に触れず、五感で感じること、食から社会を見ることを重視する食育ワークショップ「食の探偵団」を主宰。08年からは田んぼを残したいと米粉の普及に尽力。11年から食品ロス削減にもなり、冷蔵庫に頼らず、輸送の際のCO2も削減できる乾物は未来食との想いから、乾物の普及につとめる。2013年から乾物を使ったカレーを食べることで内モンゴルの砂漠緑化に繋げる乾物ドライカレーパンプロジェクト及び乾物カレーの日をプロデュース。「レシピをみないでささっと料理ができる」、「毎日の料理が楽しくなる」家庭料理全般のパーソナルトレーニングをオンラインで実施して好評を得ている。
https://yukakosakai.com/