長距離帰省の必携グッズ
国内線・国際線ともに生後8日が過ぎれば、赤ちゃんは大人と一緒に飛行機に搭乗できます。帰省や家族旅行のほか、里帰り出産をした場合は、生後1カ月で赤ちゃん連れで飛行機を利用するご家庭もあるでしょう。
そこで今回は、赤ちゃん連れで飛行機に乗るときに利用したいサービスや注意点を先輩ママの声とともにご紹介します。
もくじ
01. 赤ちゃんの航空運賃は? 02. 飛行機に乗っても赤ちゃんの健康への影響は大丈夫? 03. 座席はどこがいい? 赤ちゃん連れにおすすめの座席を確保しよう 04. 赤ちゃん向けのサービスを利用しよう! 05. 先輩ママ発!機内で快適に過ごすためのポイント 06. 先輩ママ発!機内で安全に過ごすために注意すべきこと
日本航空株式会社(以下、JAL)と全日本空輸株式会社(以下、ANA)では国内線で生後8日〜3歳まで、 LCC(格安航空会社)各社では多くが生後8日〜2歳までの幼児が大人の膝の上に座る場合、運賃は無料です。ただし国際線はJAL・ANAともに2歳未満は膝上で大人運賃の10%が必要。LCCは会社ごとに条件が異なるため事前確認をしてください。
高度1万メートルの機内では、空気中の酸素濃度は地上の約80%になるため、身体に負担がかかります。このため、JALとANAの航空会社のホームページでは、「酸素不足が妊娠後期の妊婦や新生児にも、悪影響を及ぼすことがあります」など、航空機内環境と身体に及ぼす影響について注意書きがなされています。
しかし、呼吸器や心臓に重大な病気がなければ大きな問題は起こりにくいとされています。
ママやパパが気にかけてあげたいのが、気圧の変化。離着陸時の15〜30分間には急激な気圧の変化が起こり、耳が詰まった感じになったり、耳が痛くなったりすることがあります。耳抜きができれば解消できますが、自分で耳抜きができない赤ちゃんには、母乳やミルクを飲ませたり、おしゃぶりをくわえさせてあげるのが効果的です。
赤ちゃん連れの飛行機の不安を軽減するためにも、座席選びは重要なポイントのひとつ。おすすめの座席は赤ちゃんの月齢やフライトの長さにもよっても異なりますが、低月齢の赤ちゃんと中・長距離のフライトをする場合には、座席の前に設置できる簡易ベビーベッドが使用できる席がおすすめ。航空券の予約時に、ベビーベッドも予約しましょう。
もう少し月齢が大きくなると、赤ちゃんがぐずったり、おむつ交換時に席を立つときのために機体後方の通路側の席が便利!という声が多数。
一方で、フライトが短い場合は人目につかない窓側の方が授乳しやすくて良いという声も聞かれました。
ほとんどのベビーカーは機内への持ち込みができませんが、JALもANAも搭乗直前まで利用できる無料のベビーカーを用意しています。
また、JALもANAも事前改札サービスがあり、2歳以下の小さな子ども連れの場合は早めに機内に案内してもらえます。
さらに、ANA国内線の機内には一部の便を除き、ベビーベッドの用意があります。台数、設置場所、赤ちゃんの体重(10kgまで)に制限がありますが、予約の際に聞いておくとよいでしょう。JALもANAも機内にはおむつ交換台付きの化粧室があり、紙おむつ(M・Lサイズ)の用意があります。
何かあれば次の駅でサッと降りられる電車と違って、飛行機は離陸したら目的地に到着するまで密室の中。「ギャン泣きしたらどうしよう」と心配になるのも無理はありません。そこで、赤ちゃん連れでも快適な空の旅をするためのテクニックを教えてもらいました。
●空港の遊べるスポットで遊ばせて搭乗までに寝かしつける
「歩くようになってからの息子との帰省時は大変。じっと座っていられないので、空港のキッズスペースで遊ばせ、疲れさせてから搭乗します。そうすると離陸の頃に寝てくれます。
おかげで出発の3時間くらい前には空港に着いていなくてはなりませんが、空の旅を快適にするか否かの分かれ道なので、譲れません。羽田空港だと、国内線第2ターミナルの出発ロビー中央と保安検査場通過後のゲートラウンジにもキッズスペースがあり、毎回利用しています」(R.Iさん/2歳と4歳の男の子ママ)
●赤ちゃん専用の持ち物セットを手にとれる場所に
「おもちゃ、ミルクセット、おむつ1セット、スタイなど、搭乗中のお世話に必要になりそうな最低限のものを小さめのバッグに入れて前の座席の下に置くと、いざ使うときに慌てなくて済みます。
おすすめの持ち物は、アルコールフリーの手口ふき。口のまわりを拭いたり、鼻水が出たときやちょっとした汚れを拭き取りたいときなどオールマイティーに使えます」(T.Mさん/6歳の男の子のママ)
●お気に入りのおもちゃと初めてのおもちゃ、両方用意する
「騒いだりぐずったりを防止するためにも、機内ではいかに子どもを飽きさせないかが大事。
そこで、いざというときのために、お気に入りのおもちゃと、初めてのおもちゃ両方用意していました。初めてのおもちゃはまったく興味を示さず、1分も持たないことがあるため、やはりお気に入りのおもちゃの持参は必須です」(K.Rさん/2歳と3歳の女の子のママ)
●周囲にあいさつする
「左右前後の座席のお客さんに“もしもお騒がせしたらすみません。なるべくそうしないように気をつけます”と最初に断っておくとよいと聞きましたが、なかなかあいさつのタイミングがつかめず……。子どもは泣いたりすることはありませんでしたが、到着して降りるときに“お騒がせしました”と一言お伝えして頭を下げました。
するとみなさんにこやかに対応してくださって、なかには『大丈夫ですよ。かわいいですね。ご丁寧にありがとうございます』とおっしゃってくだる方もいらして、あたたかい気持ちで飛行機を降りることができました。
親が配慮している姿勢をしっかりと示せば、周囲の理解を得られますし、赤ちゃん連れでもそわそわしたりドキドキしたりすることなく、飛行機に乗れると思います」(T.Gさん/3歳と5歳の男の子のママ)
●赤ちゃんのごはんは瓶入りがおすすめ!
「軽くてかさばらないレトルトパウチは便利だけど、パウチごと食べさせると手が汚れて扱いにくいです。その点瓶入りベビーフードは食べさせやすく、残したときにまたあとで食べさせることもできてラクでした」(T.Mさん/6歳の男の子のママ)
●離陸時の耳抜きにはパックジュースがおすすめ!
「離陸や着陸時の耳抜きには、パックジュースをタイミングよく与えてジュースを飲ませていました。」(M.Sさん/2歳の男の子のママ)
※お子さまと一緒にご搭乗される場合に限り、ベビーミルクやベビーフードの持ち込みが可能です。詳細は、各航空会社のホームページをご参照ください。