ビスケット

生まれも育ちも渋谷の元箱入り娘→今はおしゃまな5歳の娘とわんぱく2歳の息子 のママフォトグラファー・ライター。スイーツ写真が好き♪男性育休などさまざまな制度を利用しつつ、アメリカ人の夫と夫婦二人三脚でバイリンガルな子育てを楽しんでいます。

2021.12.21

私の出産エピソード⑤産後の過ごし方〜産んだ後にも陣痛があるの?!覚悟の後陣痛

こんにちは、ビスケットです。

私の体験した無痛分娩の様子を、シリーズでお伝えしています。






前回は、産後ケアを含んだ出産後の様子をお伝えしました。

楽々の無痛分娩での出産、そして、快適ホテルライクな産院生活…。
看護師さんや助産師さんの手厚いケアと指導の下、母乳も順調に出たので、
娘のときは、出産した数日後にはほぼ母乳での育児を開始することができました。

ただし、覚悟しなければならないのが「後陣痛」。
出産後の子宮伸縮による痛みです。

無痛分娩で出産した場合、出産時の陣痛を経験していない分、後陣痛はなおさら辛く感じるかもしれません。

出産は数十時間で終わることが多い(もちろん個人差あります)ですが、この後陣痛は数日、もしくは数週間続くこともあるので、なかなか辛いです。

痛みが大嫌いな私は、痛み止めでやり過ごしましたが、無痛分娩の麻酔のような効き目はないので、「出産の後もこんなに痛いなんて聞いてない!!」と、特に初産のときは散々な思いでした…。

で、これが、母乳をあげているときや、夫が側にいてリラックスしているときに起こるんですよね。
もう、幸せな気持ちが台無し。本当に、憎たらしいと思ってしまうほどでした。

後日調べたら、後陣痛は“愛情ホルモン”と呼ばれるオキシトシンが出るときに子宮の収縮を促すので、痛みが起きるそう。
愛情を感じれば感じるほど子宮の回復が早いということかもしれませんね。
産後ケアで一番大事なのは、「夫の優しさと思いやり」だと痛感しました!

世の中の夫の皆様。産後の“ガルガル期”に加え、さまざまな痛みに耐えている奥様に罵倒されることもあるかもしれませんが(苦笑)、一時的なものですのでどうかひたすら寄り添い、慰めてくださいね。

また、夫に対してやたらイライラしたり、うっとうしく感じたりするのも、ホルモンの影響がありそうです。
女性側も夫を邪険にせず、「きっと一緒にいたほうが回復が早いはず」と割り切るのも大切かもしれません。

ちなみに、2回目の後陣痛は、もう慣れたから大丈夫だと思っていたのですが、初産とは比べものにならないほどの激痛でした!!
まるで、お腹に手を突っ込まれて、内蔵を雑巾絞りされているかのような感覚…。
どうやら、一般的に経産婦のほうが後陣痛の痛みが激しいらしいですね。知らなかった…とほほ。


そうこうして、たまに来る後陣痛に耐えつつも、産院の至れり尽くせりのサービスのおかげで、しっかり体力回復!
その後は、自宅に帰らず、宿泊型の産後ケアサービスを利用しました。

この産後ケア施設が素晴らしかった!
栄養バランスの良い、美味しい食事が3食付いて、助産師などの専門家が側にいて、安心、快適。しかも、区からの補助金も出るんです。

詳しいお話は、次回お伝えしたいと思います!