ビスケット

生まれも育ちも渋谷の元箱入り娘→今はおしゃまな5歳の娘とわんぱく2歳の息子 のママフォトグラファー・ライター。スイーツ写真が好き♪男性育休などさまざまな制度を利用しつつ、アメリカ人の夫と夫婦二人三脚でバイリンガルな子育てを楽しんでいます。

2022.06.30

本当に痛くないの!?無痛分娩を選択した私の前駆陣痛・本陣痛・後陣痛

以前に「私の出産エピソード」の記事でお伝えしたように、二人の子どもの出産は両方とも無痛分娩でした。自然分娩と比較にならないほど、ほとんど痛みのない出産だったと思います。

過去の記事はこちら▼





2回とも無痛分娩でしたが、自然な陣痛を待つものと、日時を決めて陣痛を誘発する計画分娩の両方を経験しました。

長女のときは、初産なので予定日よりも遅くなるだろうという予測だったのですが、出産予定日ビンゴで陣痛が始まり、そのままあっという間に出産という流れでした。
幸いなことに子宮口が自然に開いたので、陣痛促進剤も必要なく、子宮口を広げるバルーンも使わない、理想的な無痛分娩だったと思います。

とはいえ、「お気に入りのマタニティワンピースを着て、小さなスーツケースでチェックイン♪」という、思い描いていた優雅な出産とはほど遠い、すっぴんでパジャマでタクシーに乗り込むというドタバタ出産でしたが…。

2回目となる息子の出産のときは、前回の反省を活かして予定日通りに無痛分娩を予約。夫も休みの日だったため、職場から駆けつけるということもなく、計画通りの穏やかなお産となりました。
まさに私の夢だった、休暇にホテルへチェックインするような、優雅な入院になった…かな!? 


前駆陣痛?陣痛?ドタバタの出産

長女のときは、初めてのお産だったので、もちろん陣痛がどんなものかも分かりませんでした。
ただ、朝から重い生理痛のようなものがあって、どんどん痛みの間隔が狭くなっていきました。

いよいよ脂汗が出てきて、もしかしてこれが陣痛なのでは?!と病院に電話してみると、すぐに来てください!とのこと。

病院に着いたら子宮口が3センチ開いていて、「完璧なタイミングで来ましたね!」と褒めていただきました。
そして、「すぐに麻酔を入れて痛みを取り除けますが、陣痛を経験したければ待ってもいいですよ」とのこと。「いや、もう無理です!すぐに麻酔を入れてください!」と懇願しましたよ(笑)

この時点では子宮口の開きはたった3センチ。痛みもおそらく、出産直前の子宮口が全開のときと比べたら100分の1?1000分の1?10000分の1?くらいだと思いますが、私には、すでにこれ以上は耐えきれない痛みでした…。

ただ、子宮口が3センチになる前までは、結構痛いものの、なんとか凌げるというか…。もともと生理痛も辛かったので、痛みに慣れていたからか、はっきり言ってそれが陣痛なのかはよく分かりませんでした。
前駆陣痛?とも思いましたが、結局そのまま出産となってしまったので、結局前駆陣痛と本陣痛の区別もつきませんでした。

お腹の張りなども感じていたので、たぶん、前駆陣痛はあったと思うのですが、初産だと気がつかないことも多いと聞きますし、私もそうだったのかなと思います。

そして、息子のときは完全に計画無痛分娩でしたので、無痛の状態で陣痛を起こしましたが、それ以前も、前駆陣痛があったのかはよくわからず…。

結局、2回の出産で、どちらもこれが「前駆陣痛だ!」と思うような体験をすることなく終わりました。

ただ、本陣痛は一度始まるとあれよあれよという感じでどんどん進んでいくので、前駆陣痛かも?と思ったら病院とは常に連絡が取れるようにし、不安であればすぐに連絡したほうが良いと思います。
余談ですが、陣痛時の送迎を目的とし、病院などを事前登録できるタクシー会社のサービスは本当に助かりました。



陣痛は3種類?!

ちなみに私、陣痛は出産時だけかと思っていました。
しかし、妊娠してから、前駆陣痛、本陣痛、後陣痛の3種類あることを知りました。

前駆陣痛は、私のように自覚がなかったり、痛みがそれほどでもなかったりするケースもあるようなのですが、本陣痛と後陣痛の痛みは、私にとっては全駆陣痛とは比べものにならないほど強いものでした!特に、2人目以降の後なんて…!! 

本陣痛は、無痛分娩の麻酔で痛みを取り除くことができますが、出産後の後陣痛は耐えるしかありません…。

なので、私には前駆陣痛や本陣痛より、後陣痛の経験の方が強烈でした。そもそも陣痛が3種類もあるなんて知らなかったし、まさか産んだ後も痛みがあるなんて、聞いてなかった~!!と、内臓を雑巾絞りされているような痛みに悶絶したのを覚えています。

それでも、無痛分娩での出産を選んで、本陣痛の痛みに振り回されることなくスムーズに出産できたのは良かったと思っています。


出産エピソードは十人十色といいますが、前駆陣痛・本陣痛・後陣痛の痛みも人それぞれ。出産時に痛みに振り回されるのが不安な方は、無痛分娩を検討されるのも一つの選択肢かもしれません。